今日は久々に車の運転をしたのですが、都内の片側2車線以上の一般道路において、頻繁に車線変更を繰り返すクルマに出くわしました。こういう車って必ずいるんですよね。
しかも、ウィンカーを全然出さずに、ひょいひょいと右左に移動するのです。
それで、そのうちに何台も前に進んでいくのかというと、いつまでも目の前を走り続けているのですから、ほとんど追い越してもいないんですよね。
意味もなく車線変更を頻繁に行う人はいったい何を考えているんでしょう。
何回車線変更ができたか、最高記録でも作ろうとしているのだろうか?と思ったり、車線変更の練習をしているのだろうか?なんて思ったこともありました。
それにしても、そんな人はよほどの変わり者だと思うのですが、毎回運転するたびにそういう車に出くわすということは、かなりの割合でそういう運転方法を日常的にしている人がいるらしいということで、ますます不思議になってしまうのでした。
そこで、インターネットで、「頻繁に車線変更を繰り返す人」などという言葉で検索してみると、その理由の1つがわかってきました。
それは、そういう人は、車は第1車線を走るものだと思っていて、第2車線は追い越し車線だと思っているのだそうです。まあ、確かに教習所で習う基本はそういうことではあるのですが、通常、都会の道路をそのように思って運転している人はほとんどいないのではないでしょうか。
そんなことをしたら、片側にだけ並ぶエスカレーターの人の列みたいになってしまいますので、道路が2車線以上ある意味がありません。
都会の道路は、2列3列になって進んでいくからこそ、渋滞しないで大量の車が移動できるのであり、3車線をフルに使うというのが基本のような気がします。
中には、3車線あると、1車線はほとんど荷下ろしなどのために一時停車する車のための道路になっているところもあるので、多くの車は第1車線は走らず第2第3車線を走るのが普通の場所もあります。
そして、多くの場合は今後右方向に進むのか、左方向に進むのかということをアタマに入れて車線を選んで走っていくことが多いので、遅い車が左とか早い車が右ということは、あまり関係がありません。そのため、意外に第1車線が早く進むことも多いのですね。
しかし、その車線変更を頻繁に繰り返す人は、基本は第1車線を走るはずなのに、なんで第2車線を走り続けている車がいるんだ!と納得できずに走っているらしいです。
そして、第1車線で自分の前に遅い車がいて、第2車線に空きスペースがあると、追い越そうと思って第2車線に変更する、そのまま追い越したら第1車線に戻るし、そこでまた第2車線よりも第1車線の列のほうが早く進んでスペースが少しでも空くと、車は本来第1車線を走るものだからずっと第2車線を走ってはいけないということで、第1車線に戻る。・・・ということを頻繁に限りなく繰り返しているらしいです。
ということで、このような人は、第2第3車線は追い越しのためにしか使うべきではないと思い込んでいる、ものすごく真面目な人だ(アタマが硬いのでは?)と言う可能性があることがわかりました。
一方、そんな真面目な人が、ウィンカーを出さないのは何でなのかわかりません。
右左に目まぐるしくウィンカーを出し続けることになるからでしょうかね。
確かにうまくいけば、信号が変わる前に交差点の向こうに行けるってくらいの差ですねえ~
とにかく落ち着かないやつです。