山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

ねむ~い

2023-09-06 23:22:58 | 読書

今夜も夜11時にして眠くなってきた。実は9時ごろから眠いのだ。

今朝は暑くて6時に起きてしまった。今はそれほど暑くなく、エアコンを送風にしている。

相変わらず、何も実行に移せずに時間だけが過ぎていく毎日だ。

まだ8月の出費のまとめもしていないし、銀行口座の引き落とし総額も調べていない。

色々やるべきことはあるのに、何もしていない。

トイレの床に髪の毛がいっぱい落ちていたなあ~

換気扇のフィルターも油で真っ黒になっているから、取り換えて掃除をしなくては・・・

要らない本を捨てる。

写真を整理して、昔のネガをデジタル画像にしないといけない。

何も進んでいかない。。。

・・・

今朝は早く目覚めてしまったので、伊藤整の「変容」のつづきを少し読んだ。
そう、まだ読み終えていないのだ。半分ちょっと超えたくらい。

今年はこの分だと3冊がよいところだな。(今2冊目)

読書ってのは、それなりの時間を買い取らないと、進みようのないものである。

絵を描くっていうのもそうだろう。

「変容」の主人公の職業は画家である。国文科を出て画家になれるのかな?
日本画家みたいだが。。。

日本の近代の西洋画家は、やはり結構芸大出の人が多い。それだけやはり描写の技術が必要だったのだろう。そんなことを思ったりした。

ちょっと浮世の画家を思い出した。イシグロカズオだっけ、あれは途中まで読んでどこかにやっちゃった。

画家の絵っていうのは、何もかもが芸術なわけじゃない。

私は竹久夢二はあまり興味がなかったんだけど、モディリアニと共通点があるとは知らなかった。モディリアニは好きなほうだった。

・・・

伊藤整は女をよく描いている。女が年老いていくその変化。容姿の変化のみならず、その社会的地位や人間像なども良く分析している。そう、私がこの作家の好きなところはそういうところだ。

伊藤整は「新心理主義」だと自ら言っていたらしいが、新心理主義とは何なのかよくわからない。

若い詩人の肖像の最後は、
「自分の心の内側の働きはまだオレに分かっていない。そこには闇の中に閉じこめられた複雑な機械のようなものがある。そしてそれがオレにはまだ分かっていない。そこをのぞいてみるのは怖ろしいことで、今のオレには出来そうもない、と私は思った。」
で終わっている。

彼はその後、それを追求したに違いない。

そうして晩年に書いたのが「変容」なんだから。

でも、それを読むアラカンのオバサン、私にはまだ何も分かっていない。

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