山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

ついに断水に至った

2012-05-19 23:56:05 | 環境
基準を超えるホルムアルデヒドが浄水場の水から検出された事件で、その後、野田・柏・我孫子・八千代市で、断水する事態になってしまった。20万以上の世帯、店や病院などでも水が使えず、給水車が出たりしたらしいが、大変なことになった。
原因は、未だわからないようだが、川の上流に樹脂や合成ゴムなどを作る工場があり、そこで使われる「ヘキサメチレンテトラミン」の可能性があるとのことだ。

水道水がこんなことになるなんて、私が記憶する限り、未だかつてない出来事であり、汚染源が解明されて、原因をなくさないかぎりは、今後も起こる可能性があり、全く安心できない。
また、このようなことは、この地域に限ったことではなく、日本全国どこでも起きる可能性があり、過失や事故ではなく、何者かが故意にしたり、テロ行為によるものである可能性もなくはない。全くおそろしいことだ。

その割には、テレビでも何にも大騒ぎをしていないようだが、大騒ぎをしてないところが、余計に不気味な感じさえする。

安全できれいな飲み水は、日本が誇れるものの代表的なものであったのに、それがこんなことになるなんて全く残念なことだ。それでも、浄水場でしっかり管理しているからこそ、水質が守られているわけだ。

それにしても、飲み水に適さないからと、水が水道から何も出なくなるとすれば、それが長期間続いた場合、トイレや洗濯もできず、基本的な生活ができなくなってしまう。衛生面にも問題が出てくるだろう。これから、暑い季節になるし、水がなくなったら大変なことである。

昨年の大地震、津波・原発事故以来、今年は竜巻が起こったりもし、今まで当たり前に備わっていた電気や水道などのライフラインが、いつ支障をきたすかもわからない不安を覚える。

そんな中で、スカイツリー開業や金環日食は、楽しい出来事なのだろうが、どうにも楽しい気分にはなれない。人の命や健康が危険にさらされていて、安心して暮らせない。
有害化学物質や放射性物質は、人間がもたらしているものだが、人間はそれらを制御しきれるのだろうか。
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