週末ちょっとブログをサボっていましたが、田舎に行ってこんなことをしていました。
海洋プラスチックごみ拾い→実は、「ゴミ研究~~~!!」
現在、世界で問題となっております。
はたして、日本の海(伊豆東海岸)はどんな状況であろうか?
波打ち際は、きれいな海。。。
しかし・・・
こんなものが、打ち上げられているんです。
このあいだの台風で流木や枝とともに、プラスチックゴミも大量にうちあがっていました。
上の写真では、ジョウロやゴム草履やプラスチック製品の破片がありますね。
このようなプラスチックゴミが、自然木と一緒に、海岸の石の上に、ごちゃまぜに落ちています。
それを拾って、こうやってビニール袋に入れて行きます。
タッパ・網・容器のふた等など。
とても多いなと感じたのは、ペットボトルの蓋です。
ペットボトル自体は少ないです。ペットボトルは、空のものは数少なく、不思議なことに、蓋がしまっていて、中身が残っているものが多いです。適度な重さと空気が入っていることから、水中に浮くか漂って、波とともに打ち上げられやすいのかもしれません。そういうものは、蓋を開けて中身を捨ててからゴミ袋に入れます。どんな人が飲んでたんだかね~。
結構多いのが履き物の底。サンダルや靴などですが、海の中ではがれて底の部分(ゴム製)が打ち上げられているようです。
ペットボトル・履き物・スコップのおもちゃなどは、もともと海岸にあったものか、流れ着いたものかわかりません。
野球のボール・おもちゃのボールなども結構落ちています。この海岸は石だらけでキャッチボールなどはできませんので、やはりどこかから流れついたのかもしれません。
それから、ストローはやはり多い。タピオカの太いのもあるし、四角い紙容器に突き刺して飲むストローなどは、海の生物に突き刺さりそうです。これを見ると、やはりプラスチックではなく、麦わらでストローを作ったほうがよさそうです。
ビニールのゴミでは、アイスのパピコにいくつか遭遇しました。食べたあと中に空気が入って水に浮かぶんでしょうね。
昔、海岸によく落ちていたもの・・・それはピンクのイチジク浣腸(使用済)だったなあと思いだしました。
昔は、プラスチックのものってイチジク浣腸くらいだったのか?あれも中に空気が入って水に浮かんで打ち上げられたんだろうね。ちなみに今回イチジク浣腸はありませんでした。
すごく多いのは、発泡スチロールの破片で、割れたものが摩耗して角が丸くなっています。
次に、ナイロン製やビニール製の紐・縄類が多いです。
このように、細い木の枝などと一緒になってからみついています。
波の力はすごく、トタンがもみくちゃになって流木と一緒にかたまっていたりします。
ゴムかプラスチックの太いチューブなどもあります。
細かい木の枝の間に、プラゴミや自然の小石などもはまりこんでいます。
袋に入らないような大きなゴミもたくさんあります。(みんなが拾い集めた物です)
今回は、不法投棄したものというよりも、台風で持っていかれたらしい物が多いように思いました。
海辺の家や漁業関係の仕事で使っていた容器や道具なども多いようです。
中には、海岸の石の下に埋まっていて、数人で協力し、掘り出すのに一苦労したものもありました。
シート状の物は埋まりやすいのかな?
瓶や缶は意外に少ないです。
本当にプラスチックが多い。
太平洋側なので、中国・朝鮮・韓国や他国から流れ着いたようなゴミはありませんでした。
すべて近隣の自分たちが使っていたものですね。
こちらは、拾ってゴミ袋に入れたゴミたち。
・・・
そして、お掃除後。
これは、ほぼ自然木だけのゴミ。
プラゴミが交じってないときれいですよね。
美しい海。。。
しかし、打ち上げられたゴミがあれだけあるということは、海の底にもたくさん沈んでるんでしょうね。
でも里山は不法投棄なのか地主が自分のゴミを捨てたのか分からないのがあちこちにあります。
でも川はゴミだらけ。ただ今回の台風でプラスチックゴミは見えなくなりました。その大半が海に行っちゃうってことですね。
子供の頃は何だか分からなかったイチジク浣腸は川にもありましたよ。
どこからどうやって川や海に存在するのか?
50年くらい前は、海水浴に行くと、よく見かけたなと思いだしました。