山梨県に石○温泉というのがございます。
山梨といったら、
甲州ワインとリニアモーターカーの実験線と。
あとは『ほうとう』くらいでしょうか。
二年前に、山梨に行ったことがありまして。
何しに行ったのかというと、
長野の白骨温泉の帰りに立ち寄ったんです。
松本から中央線『あずさ』に乗って、
甲府で降りて、隣の○和まで行ったのです。
甲州ワインがおいしいと、
漫画『美味しんぼ』で読んだのであります。
いつまで続くんだ雁屋哲。
うちの茶の間の漫画棚に余裕ないぞ!!
ちなみに『美味しんぼ』は100巻くらい出てます。
蛇足しちゃいました。
まあ山梨に泊まったことはないし、
一泊するべかと思って、
温泉旅館(ホテル)に予約を入れて泊まったんです。
1人でしたので、お値段は高かったっす。
石○温泉というのは、
ブドウ畑の平野にございまして。
だだっ広いところに、温泉があるという感じ。
ですので、
露天風呂に入っても、素晴らしい景色というのは望めません。
甲州ワインを買うという目的がなければ、
○和に来ることもなかったのですが、
どんなところでしょ?
と石○温泉駅に降りました。
なんでしょう、この違和感。
温泉地なのですが、
それとは全く関係ないような女性たちが駅から降りています。
彼女たちは温泉コンパニオンさんなのであります。
ものすっごい香水のニオイと、
ミニスカートにブランドバックを肩にかけ。
タクシーに乗り、
それぞれの置屋に向かう姿は、
東京の鶯谷駅でみかけた、
ソープランドの客待ち迎車のような感じすら受けます。
なーんてことを考えてたんだけど、
宿に着いて、風呂に入って。
お風呂場で地元のおじちゃんたちと仲良くなり。
そのまま、おじちゃんたちの宴会にも出かけていき。
思いっきり酔わされて、
『襟裳岬』を熱唱し、
食事をしたら眠くなっちまいました。
おじちゃんたちと連絡先を交換したのですが、
一向に連絡がありません。
んで一眠り。
夜にお散歩がてら、繁華街に向かいました。
テクテクであります。
土地勘は全くないので、どこに何があるのかは分からないのですが、
とにかく明るい方向に向かえば間違えないのです。
テクテク歩きます。
旅館街を歩くと、
あちらこちらから、
コンパニオンさん達と宴会をやっている声が聞こえてきます。
俺って寂しいね
と思うこともありますが、
ま、人それぞれじゃんと開き直ります。
人間、悪いことだらけじゃないよ、ね。
いつかいいことあるさ。
繁華街につくと、
若者たちがうろちょろしてます。
何を求めているのかは、野暮なので書きません。
そういや、おばちゃんに声をかけられましたが、
怪しいポン引きなのでスルーします。
たいして何もなかったのでそのままホテルに戻り。
スヤスヤお眠り。
翌朝、駅に向かいました。
駅はなかなか混んでおります。
お客さんは皆、男です。
立ち話を盗み聞きすると、
『いやーあの女の子よかったわー』
『最高だわな』
とてもじゃないけど、これ以上ここには書けないのです。
彼らはコンパニオンさんたちと何をしてたんでしょうか?
俺は一体、なんてところに1人来てしまったんだろ?
と、
帰りの新宿行きの中央線に乗ってる最中ずっと思ってたよ。
考えてみたら、
甲州ワインは、気が利いた酒屋に置いてるよね。
うーん、なんという無駄足。
これは飲み屋のマスターに聞いた話。
昭和33年の3月下旬に、
売春防止法により『赤線』が廃止されたのでありますが、
その売春防止法違反第一号者は、
ここの温泉で、そういうことをしちゃった人らしいです。
素晴らしきかな、日本。
なんか今日のブログがメチャメチャですが、
最近の精神状態があまりよろしくないので、
許してね<m(__)m>