古瀬戸珈琲店でコーヒーをくいッと飲んだ後
神田須田町にある「竹むら」へ
池波正太郎の本には「神田須田町」のことを
旧地名である「連雀町」と書いてあることが多いです
地図に「小川町」とありますが
ここはスキーの専門店が多く点在していて
春先だろうが盛夏であろうがスキーを売っている店があるぞ
例えば
「あ~今年はガッチガチに硬いブーツ欲しいなぁー」ってな時
小川町の専門店に出向けば
ラングのZAシェルやサロモンLABのミディアムフレックス等があるかもしれないよ
いやないかもしれない
そういや数年前、札幌の石井でテクニカディアブロのH22があった
なので小川町にも市販選手用じゃなくて選手支給品同等のものがあるかもね
ちなみに上の地図の山の上ホテルの南側は
明治大学リバティータワーでそのもうちょっと南の交差点あたりが
かの有名な古本屋街です
てってけてと歩いて「竹むら」へ到着
昭和五年創業の甘味処です
建物がすごく古いのよ
竹むらの向かいにあるアンコウの「いせ源」だって古いし
鳥すき「ぼたん」や神田やぶだって建物が古いぞ
神田須田町界隈は戦火を逃れた為に古い建築物が残っているとのこと
アメリカが東京を空爆しなきゃ
いろいろと古い建築物残っていたかもしれないのに
ガラガラっと扉を開け中に入り
ちょこんと座る
まずは桜湯が運ばれてきます
いいねぇ~こういうのって風情があって好き
店内外の雰囲気も相まって
気分は池波正太郎の言う江戸時代の逢引所だ
1人でここに来たんだけどね
逢引といえば温泉マークの旅館はもちろんのこと
江戸時代はうなぎ屋さんもそうだったようで
連れ込み旅館は今でも地域によっては残っているようだけど
今はほとんどスケベェホテルしかないのが残念
うなぎ屋さんの2階のふすまの向こう側でスケベェなことをするのって
今とは違ってなにか素敵じゃない?
チェリーボーイがゴタクを述べたところで説得力がありませんね
あんみつ食べます
蜜をたっぷりとかけて小豆をパクリと食べたらこりゃうまい!
濃厚なアンコだよ
寒天も美味しいし横に添えられてあるギュウヒもいいね
和風甘味処ってなかなか男1人で入るのは勇気がいるよ
粋な風情の男性だと
ひょいとお店に入ってささっと食べて
テーブルに勘定を置いてスーっと出て行くんだろうけど
なかなかそういうことはできないぞ
よし、粋な風情からはじめよう
着流しにカンカン帽で下駄をはこう
扇子を持てばバッチリだ
アゴヒゲ剃らないと月亭可朝さんになってしまうので注意しないとね