1982年
エース広瀬は県下でも屈指の好投手。キレのいい直球に加えてカーブ、スライダーとのコンビネーションでかわしていくタイプ。春の大会後、一時肩をちょっと痛めていたが、すっかり復調して、チームの投打にわたる大黒柱としての自覚もついてきた。
1990年
昨年、練習生としてナインと行動をともにした。今年は晴れて支配下選手になった。一軍入りをめざして、練習に励む。いい年にしたいところだ。
1982年
エース広瀬は県下でも屈指の好投手。キレのいい直球に加えてカーブ、スライダーとのコンビネーションでかわしていくタイプ。春の大会後、一時肩をちょっと痛めていたが、すっかり復調して、チームの投打にわたる大黒柱としての自覚もついてきた。
1990年
昨年、練習生としてナインと行動をともにした。今年は晴れて支配下選手になった。一軍入りをめざして、練習に励む。いい年にしたいところだ。
1980年
左投手の強化をねらう中日は、十二日、左の本格派である河合楽器・広瀬明彦投手(21)=177㌢、75㌔、左投げ左打ち=をドラフト外で獲得した。中日の大越スカウト部長、山崎スカウトは同日午前十一時、浜松市の河合楽器本社を訪れ、広瀬投手、梅津野球部長、高林監督と会い、同投手の入団交渉を行なったところ、プロに魅力を感じていた同投手はこの勧誘を快諾した。条件は契約金二千万円、年棒は三百万円(いずれも推定)正式入団発表は十九日の予定。広瀬投手は新潟東工高から河合楽器へ入社。ノンプロ時代はさして実績は残していないが、大越スカウト部長は「左の本格派で球が速い。カーブ、シュートの切れもよい。制球力さえつけば将来は楽しみ」と、成長度に期待している。「中日が好き」と言う広瀬投手はさすがにうれしそう。「ノンプロの三年間である程度自信がついた。武器はストレートです。課題は変化球の制球力だと思う。江夏さんみたいに、真っ向から勝負できる投手になりたい」と目を輝かせていた。なお、中日のドラフト外入団は曽田投手(日通浦和)に次いで二人目。
1983年
ドラフト3位、契約金3500万、30歳でプロ入りした異色の存在。ドラフト史上最長年齢だった。ストレート、カーブ、シュート、フォークと多彩な球種を持つ。左のリリーフ投手として貴重な存在になるだろう。年を食っているだけにマウンド度胸もある。
1984年
ドラフト史上最年長で入団した昨シーズン、チーム最多の44試合に中継ぎ役で登板したが、勝ち星には恵まれなかった。まじめで頑張り屋の好漢に寄せる期待は大きい。勝負球はカーブ。小さなモーションからコーナーを巧みに投げ分ける。欲を言えば、巨人の角投手のようにくせのあるフォームでバッターを幻惑することが出来たらと思う。スカッとした性格とは反対に、イヤラシイ球が望まれる。
1983年
島根県・江津工卒で、三沢の後輩。昨年9月に球団職員として採用され、ファームで練習していた。長身から投げおろす速球と落差の大きいカーブが魅力。
長身、ナデ肩。理想的な投手タイプでじっくり育て上げたい選手だ。内角低目にズシリと決まる速球が身上も、課題は体作りとスタミナ強化。
1992年
長い腕に体が巻きつくような変則的なフォームと、伸びのあるストレートに落差の大きなフォークが決め球。年齢的にも伸び盛りの24歳。先発に抑えにとフル回転して、左腕の少ない巨人の台所を豊かにしてくれそうだ。
1992年
契約金5000万。90年の都市対抗に出場、球速は140㌔だが、カーブ、スライダー、ナックルと変化球が多彩。粗削りなところに魅力があり、今後に期待が持てる。リリーフあたりで登板して、まずプロの水に慣れるといったところか。
1983年
軟投派の技巧派タイプだが、スピードがないだけに一軍入りは努力、工夫が必要。ドラフト4位指名で入団して、プロ3年目。貴重な左腕だけに、勝負の年にガッツをみせて欲しい。
落ちるシュートが魅力の左腕。昨季は一軍のお手伝いとしても頑張ってくれた。課題は直球の切れを良くすること。この習得に励んで欲しい。