プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

大石昌義

2021-06-08 19:57:47 | 日記

1991年

スリークォーターからの速球が武器で、秋季練習のテストに合格した。

8位指名の大石投手(鳴尾高出)はテスト生。広島で一次、福山神勝寺で二次。日南で最終と三度のテストをパスしての指名だけに、喜びもひとしお。「いまはただうれしいのひとこと。この日のために頑張ってきたかいがあった」と声を弾ませた。「プロでやってみたい」という思いにかられて今春、進学を断念。入団テストに向けてこの一年間、一人でランニング、ウエートトレーニングなどで鍛えてきた。本格的に投手をやり始めたのは三年生からだが、広島首脳陣の評価は「まだ体ができていない割には切れのいい球を投げる」(山本和コーチ)と高い。大石も自信があるのは速球。「もっと体を鍛えて佐々岡さんのような速い球を投げたい」と早くもでっかい目標を掲げていた。

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佐藤貞治

2021-06-08 13:46:24 | 日記

1991年

「体がしっかりしているし、腕の振り、ひじの使い方とも文句ない。真っ向から投げ下ろすタイプで未完の大器といってよい」と宮川スカウトはベタほめ。昨春のセンバツに出場。現在、スピードは138㌔前後だが、変化球は大小二つのカーブが目立つ。「左腕ではことしの九州高校投手の第一人者ではないか。石貫とはタイプが違うが、二、三年で一線に出てくる素質十分」と、宮川スカウトは期待している。

3位指名を受けた佐藤投手(鎮西高)は、二十二日午後、熊本市九品寺の同校で、朝倉監督などを交え記者会見。「日本シリーズを戦うほどの実力のあるチームから3位に指名されて光栄です」と、広島に対しても好印象を抱いている様子。しかし入団については「すでに社会人(本田技研熊本)に内定しており、正直行くかどうか半々で迷っている」と慎重な言い回しで即答を避け、「球団からのあいさつがある二十五日まで、両親、監督とじっくり考えたい」朝倉監督が「努力家で素質も十分」と言う左の剛腕は、週明けにも自らの進路に決断を下す。

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田辺繁文

2021-06-08 12:57:54 | 日記

1977年

大試合のキャリアこそないが高校球界のサウスポーでは松本(東洋大姫路)に比肩する速球投手として評判の高い逸材。「まだ素材だが将来が楽しみ。ウチの投手陣の左不足と地元のホープという点から1位に推した。投球は速球が主体でカーブをちょっと使う程度。先ごろ巨人に入団した角(三菱三原)の高校時代よりはるかに実力は上」備前スカウトの評価は高い。木庭スカウトも「スピードでは松本をしのぐ」とまで絶賛。プロ入りしない場合はノンプロ川崎重工に就職が内定している。185㌢、81㌔、左投げ左打ち。

広島東洋カープが1位指名した田辺繁文(盈進高)は甲子園経験はないものの阪急が同じくトップ指名した東洋大姫路の松本、鳥取城北の川口(ロッテ6位)とともに高校球界の左腕三羽ガラスと言われている本格派。田辺投手に「カープ1位指名」の報が飛び込んだのは、昼休み時間の午後一時過ぎ、校内放送で校長室に呼ばれ、早川和人監督から伝えられた。「信じられない。もしかしたら指名されるかもしれないと思っていたが、まさか1位なんて」校長室では早速、記者団のインタビュー。マウンドの度胸男も、ちょっぴり戸惑い気味だった。「小さい時からプロにあこがれていた」だけに、自分の実力が認められたうれしさを隠し切れない。もともと巨人ファンだが、地元カープについては「好きでもきらいでもない」と言い、入団するかどうかは「一生のことだから両親や部長、監督さんらとよく相談して決めたい」と答えた。田辺はノンプロの川崎重工神戸からも勧誘されている。しかし、会社側には「ドラフト会議で指名されれば、プロ行きもありうる」との了解を取り付けている。早川監督はプロ入りについては白紙状態と強調しながら、「強いものに立ち向かっていく闘争心を秘めている半面、性格は素直で努力家。プロでも十分やっていける」と太鼓判を押す。二年の時、練習時代で松本(東洋大姫路高)と投げ合ったことがある。「その後、甲子園での松本の活躍を見て、ライバル意識を燃やし始めた」と打ち明ける。福山市に隣接する広島県芦品郡新市町に住む会社員四郎さん(52)、百代さん(52)の両親は「甲子園にも出ていない息子を1位に指名されて光栄。本人が進みたい道を歩かせてやりたい」という。この日の反応を見る限り「カープ入団」の公算は大きい。両親と姉一人の四人家族。小学校三年から野球を始め、新市中央中三年の時、県大会に出場し準優勝。さらに、盈進高に進んだ五十年夏の甲子園県予選1回戦で、早くも救援のマウンドを文、2回戦では先発。秋には一年生ながらエースの座についた。新チームになった二年秋から夏の大会前までの成績は、45試合で防御率0.77。一試合平均13個の三振を奪っている。完封試合は14で、ノーヒット・ノーランを8試合(公式戦3)記録している。

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伊藤真

2021-06-08 12:36:19 | 日記

1991年

千葉リーグ三部で6勝1敗の左腕。カーブの切れがよく、奪17三振をマークしたこともあり、今年は千葉大学選抜チームに選ばれて米国遠征に参加した。

創部四年目で千葉リーグ三部のチームなので指名を受けるとは思っていなかったのでうれしい。自信があるのはカーブ。広島は投手を育てることには実績があるので、大野さんや川口さんを目標に頑張りたい。

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高橋顕法

2021-06-08 12:21:26 | 日記

1992年

テスト入団の大型左腕として育成する。187㌢、80㌔。

8位指名はテスト生の仙台育英高・高橋。大型左腕で、九月の入団テストで一次合格。十月末からは、神勝寺や大野の練習に参加していた。高校での公式戦の登板経験は無いが、「ストレートとカーブに自信があります」と話す。「大野さんや川口さんを目標にして、頑張ります」と、正式入団の日を心待ちにしている。

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栗田聡

2021-06-08 12:12:42 | 日記

1986年

栗田投手は左の本格派。明石高のエースとして活躍し、高校二年夏の兵庫大会でベスト8、三年生の夏には4回戦まで進んだ。三菱神戸では59、60年に都市対抗、60、61年に日本選手権に出場したが、ことしの栗田は右足太ももの肉離れでフォームを崩していた。チーム内では千々松、吉川に次いで三番手の投手だったが、昨年は日本選手権の候補にもなった球威の持ち主。「もちろん即戦力として指名。速球、カーブが鋭く、最高スピードは140㌔程度」(木庭スカウト部長)「ひじの使い方がうまいし、球威も文句なし。まず中継ぎで使ってから先発に回せば面白い」(宮川スカウト)と期待している。他球団の栗田評は「柔らかい投げ方で、テクニックも光る。ウチもマークしていたが、つなぎに向いている」(ロッテ榎原スカウト)「中継ぎならいける」(大洋若生スカウト部長)。179㌢、76㌔、左投げ右打ち。

「驚きました。まさか一位で指名されるとは…」と、広島に高く買われた栗田聡投手(三菱重工神戸)は温和な目をまばたかせた。「職場のテレビで知り、すぐ実家にも電話しました。両親や会社と十分に相談したうえで決めたい」高ぶりは隠せなくても二十二歳の社会人。応対は落ちついていた。朝霧中(一塁手)から明石高に進んで高木太三郎監督(当時)=元関大監督、現神戸弘陵監督=の指導を受け、左の速球投手として頭角を現した。五十八年に三菱神戸に入社。昨年のドラフトでもうわさにのぼった。「いずれは‥と思っていた。今年の私ではなく、将来性を見込んでくれたんでしょう。絶対とは言えませんが、やる気で臨めば何とか道は開けるのでは」の自信もちらり。竹中円監督も「入社一年目はひじを痛め、今年初めは足の肉離れなど故障がちだったが、コンスタントに決れば低めのストレートがいい。性格も意気に感じるタイプ。素質ではうちの投手陣でもナンバーワンでしょう」と褒め「プロ入りされたら大痛手に違いないが、本人がぜひともーと言うことになれば仕方がない。自身の意思次第」と淡々と話した。広島の印象について栗田は「投手陣がしっかりしたチームだと思います」と言い「僕の好きな人は川口投手」とはっきり。広島入りを心よく受け入れるとみられる。

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池田郁夫

2021-06-08 10:56:27 | 日記

1992年

粗けずりな左腕。「未完の大器。直球の速さが魅力」と苑田スカウト。180㌢、80㌔。

広島に七巡目で滑り込んだ池田投手。夏の埼玉大会5回戦で大宮東に敗れたが、180㌢、80㌔の左腕から投げ下ろす148㌔の速球が評価された。同校からは昨年、品田操士投手が近鉄に3位指名されており二年連続でプロ野球選手の誕生となった。「品田先輩にあこがれていました。広島は攻守が安定しており好きなチーム。実家から遠いことは気になりません。自分の力を出し切り、早く一軍に上がりたい」と早くも心はプロへ。二年連続でプロの投手を育て上げた同校の稲垣人司監督は「広島は若い投手が多く活気がある。指名はありがたいこと。体力をつけて、常時速球が投げられる投手に成長してほしい」と教え子に期待していた。

7位指名の花咲徳栄高・池田は「うれしかった」と素直に指名を喜んだ。「得意球は真っすぐ」と言うように、直球のスピードは「最高146㌔」(稲垣監督)今夏の選手権では、県ベスト16。鷲宮製作所に内定しているが、「広島は投手を上手に育てる球団とのイメージがある」と入団には前向きだった。

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山元二三男

2021-06-08 08:03:04 | 日記

1965年

高校では一年のときからレギュラー。馬力があり、めっぽう向こう意気が強い。四番を打つ力を持ちながら敬遠されるため、三年生のときは一番で通した。足も速くベース一周が14秒そこそこ。鉄砲肩。久野スカウトは「動きからみて三塁手の方が適している。将来は大型内野手の可能性大」とタイコ判を押している。

山元内野手の話 小学生のころからあこがれていたカープにはいれて感激しています。期待にそえるよう力いっぱいやります。

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小林敦司

2021-06-08 07:51:57 | 日記

1990年

5位で指名された小林投手(拓大紅陵高)は社会人野球の新日鉄君津への入社が内定し、この日は学校のグラウンドで自主練習に励んでいた。本人は「まさかプロに指名されるなんて…。力を買ってくれたのでうれしいけど、プロに行くかどうかは監督さんや両親に相談してから決めます」と、予想もしていなかった指名に戸惑いの表情をみせていた。小林は181㌢、72㌔でキレのよい直球とスライダーが武器の力で押すタイプ。背番号は「10」ながら二枚エースの一角を担い、千葉県大会ではチームの春ベスト4、夏ベスト8入りに貢献した。

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高橋昌也

2021-06-08 07:44:10 | 日記

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