1975年
中日がドラフト2位で指名した中村高・美口博投手(18)=1㍍80、72㌔、右投右打=の入団が二十一日内定した。法元、水谷スカウトは、この日、高知県中村市具同町の実家を訪ね、第一回の獲得交渉を行なった。席上、林業を営む父親・義井氏は「息子はプロでやってみたいと希望している。家族と話し合った結果、最終的にプロ入りする場合、とくに投手は大学へ進学しない方が大成するケースが多いという結論に達した」と中日入りの意向を伝えた。美口投手はストレートを武器にする本格派。阪急が一位指名した住友(鳴門)とともに四国球界きっての好投手といわれた。夏の南四国大会では右手中指を切って一回戦で敗退したが、テレビを通じて血染めのボールが話題を呼んだ。こんごは条件面などについて二十六日、水谷スカウトが再び話し合う。中日は一位指名の同大・田尾安志外野手に続いて美口の入団が内定し、ドラフト交渉は順調に進展している。
中日がドラフト2位で指名した中村高・美口博投手(18)=1㍍80、72㌔、右投右打=の入団が二十一日内定した。法元、水谷スカウトは、この日、高知県中村市具同町の実家を訪ね、第一回の獲得交渉を行なった。席上、林業を営む父親・義井氏は「息子はプロでやってみたいと希望している。家族と話し合った結果、最終的にプロ入りする場合、とくに投手は大学へ進学しない方が大成するケースが多いという結論に達した」と中日入りの意向を伝えた。美口投手はストレートを武器にする本格派。阪急が一位指名した住友(鳴門)とともに四国球界きっての好投手といわれた。夏の南四国大会では右手中指を切って一回戦で敗退したが、テレビを通じて血染めのボールが話題を呼んだ。こんごは条件面などについて二十六日、水谷スカウトが再び話し合う。中日は一位指名の同大・田尾安志外野手に続いて美口の入団が内定し、ドラフト交渉は順調に進展している。
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