徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

研究室のうわさ

2009-07-17 02:18:12 | Weblog
同じオフィスだったオーストリア人がPh.D論文を提出しに久々に研究室に顔を出した。その日は研究室ミーティングがあったから『参加する?』と聞いてみたけれど、あっさり『なんででないといけないの?』と断られてしまった。

その日の夕方、もうすぐ結婚式を挙げるポスドクと、オーストリア人と私の3人で大学近くのレストランに軽く食事をしに行った。そこでいろいろ研究室の人のことを聞いた。基本的に、

長く在籍しているポスドクは使えない

人が多い。これは、私もひそかにそう思っていた。そして、

やっぱり業績の取り合い

つまり、『誰が』論文を発表するか、というのは厳しいものがあった。
長くポスドクをしている人と最近ポスドクになった人。分析をしたのは最近ポスドクになった人。でも、論文のファーストオーサーは長くポスドクをしている人。たとえ、分析の内容が分からなくても。

ありがち、といえばありがちだけれど、こんな小さい研究室でもそういうことやっているんだ、と驚いた。表面上はみんな仲良くやっているのに。

次のうわさは、先日退官した教授いるので、そこのポジションを公募していて、現在モデリングチームのリーダをしているポスドクが応募した(教授のアドバイスの下)、という。この件に関する一緒に飲んだ人たちの見解は、

これでますます教授からの仕事が増えるから気の毒だね~

だった。でも彼は、安定したポジションをつかめて安泰かも。

最後の、私が予想だにしていなかったうわさは、

教授がこの研究室を離れたがっている

ということ。確かに、申し訳ないけれど、長年いるポスドク達は、教育者としてはいいと思うけれど、研究者としてはだめだと思う。一緒に食事をした人の話をまとめると、教授は論文を読んだりして新しい知識を入れているけれど、ポスドク達は論文を読むことはほとんどないらしい。つまり、

教授の業績は思ったほど上がっていない

のだと思う。そこで、教授の出身地の大学や、DLRに応募していて、

2年に1回くらいは面接まで行っている

という。教授の場合、マネジメント以上のポジションでないと転職の意味がない(ポスドクではランクダウン)ので、そう簡単には決まらないと思うけれど、私は1人、転職活動2年くらいで、研究機関に転職した教授を知っている。

私、Ph.D始めたばかりだけれど、早くも暗礁に乗り上げたのか?と、1人暗くなっていたら、

教授が移動するときはPh.Dの学生も連れて行くからあおは大丈夫だよ

と言ってもらえた。よかった。確かに、先述の教授が研究機関に転職した時は、Ph.Dの学生が半年遅れくらいで教授の下に引っ越して行った。引っ越すのは面倒だけれども、せっかくだから、教授がDLRに転職するといいなぁ、と思う。
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学生証

2009-07-16 02:23:27 | Weblog
無事、Ph.Dに合格し、登録料(115ユーロ位、Ph.Dは授業料無料)を支払い、やっと学生証を手に入れた。早速市内交通すべて、時間にかかわらず乗れるチケットを買い、メンザでも学生料金で食べられるようになった。

私が学生でない間に学生証が変わり、メンザでは学生証にお金をチャージしたもので支払わないといけなくなった。現金授受をなくしてレジにかかる時間を減らすのかな、と思っていたけれど、

レジでチャージできる

から、結構多くの人がレジでチャージする(つまり、レジで現金授受発生)。そして、

チャージする金額が5ユーロ

と言う人も少なからずいる。5ユーロって、食べるものにもよるけれど、普通のドイツ人男性だと1.3回分くらいにしかならない。つまり、

ほぼ毎日チャージしないといけない

これって、今までとそれほど変わらない気がする。でも、レジの人は気にならないみたいで、私が10ユーロ差し出して『チャージしたい』というと、

5ユーロ?

と聞いてくれる。まぁ、10ユーロ入れますが。私はこの学生証のシステムに若干不安を覚えている(以前、友達が2重に課金され、お金は戻ってこず)ので、10ユーロずつだけれど、ちゃんと信頼できるシステムだったら

どーんと50ユーロ位

チャージすると思う。だって、こまめにチャージするの、面倒だから。
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洗濯機到着

2009-07-15 02:09:21 | Weblog
洗濯機が壊れて早数週間、ようやく洗濯機が届いた。6月末になっても買うそぶりを見せなかった同居人に、『どうなってるの?』と聞こうとした矢先、『来週到着するから』と言われた。

洗濯機を設置するのに別途お金がかかるから、と、配達だけお願いし、

朝6時半に納入

さすがドイツ。朝が早い。

新しい洗濯機はやっぱりきれいで気持ちがいい。使い方は、

選択コースと水温を選ぶ

だけ。簡単。でも、脱水を弱く、とか、すすぎをもう1回、とかしたいときはどうするんだろう。

同居人が、『洗濯機、高かったのよ』と連発するので、いくらだったのか聞いてみた。

800ユーロ

…買ったお店も、ちょっとお高めのお店。なんでそういうお店で800ユーロの洗濯機を買っちゃったんだろう?と思い、普段、洗濯にお金は払っていないけれど、こっそり1回1ユーロずつ貯めよう、と思った。

友達に、800ユーロの洗濯機の話をしたら、『高すぎない?どんだけいい洗濯機を買ったの?』と言われた。正直、洗濯機自体は800ユーロのものには見えない。

なので、買ったお店も分かっていることだし、と、

偵察に行ってきた

電化製品売り場で同じ洗濯機を見つけ、値段を確認して見たら、

299ユーロ

え?800ユーロと違うじゃない。ま、でもこの299ユーロはディスカウントされている値段だから、同居人が買ったときは定価だったのかも、と思い、定価を確認。

649ユーロ

649ユーロ+配送料で800ユーロだったのかなぁ…今度機会があったら聞いてみようかな。

ちなみに、古い洗濯機、

引き取りに350ユーロ

かかる、ということで、今、ケラーに入っている。私はケラーには立ち入ったことはないけれど、なんだか大変なこと(昔の電化製品とか、粗大ごみが詰まっていそう)になっている気がしないでもない。
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Ph.Dディフェンス

2009-07-14 02:06:57 | 勉強
今年に入って3人目のPh.Dディフェンスがあった。彼はライダーグループで私と同じグループだったけれど、実際何をしているか

知らなかった

ので、彼のプレゼンは英語で行われたにもかかわらず『全く分からず』だった。彼はデータ分析、というよりはテクニックがメインだったようで、ライダーのテクニカルな部分の説明がほとんどで、測定結果はほぼなしだった。

彼は外国人だけれど、ドイツの市民権を持っているので、このままドイツに滞在して仕事を探す、という。

彼もまた、研究室から出て行ってしまう…

ディフェンスには彼の弟が来た。兄弟そろって身長が

2m近く

顔はそれほど似ていなかったなぁ。Ph.Dを取った本人は端正な顔立ちだけれど、弟はかわいい感じ。でも、2人ともとても面白かった。

夕方からはグリルパーティ。公園で開催したので、サッカーボールやフリスビー、バドミントンなどが登場した。私は見ているだけで十分、だったけれど、フリスビーに誘われ、フリスビーを

4年ぶり

にし、

翌々日、筋肉痛

筋肉痛が翌々日に出るなんて…

とても楽しいグリルだったけれど、これでもうおしまいかぁ。本当、大学って通過点なんだな、と感じる。
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DLRへ行く

2009-07-13 02:43:17 | 勉強
ドイツ版NASAのDLRへ教授と一緒に行った。前日、秘書さんから電車のチケットを渡され、

教授も一緒に行くのよね?

と聞かれた。教授も多忙で、メールを送っても送っても返事がない状態だったので、翌日DLRへ教授が行くのかどうかは

私が知りたいこと

だった。

電車のチケットは朝7時過ぎが予約されていた。正直、『DLR相手にドタキャンとか、そういう失礼なことはしないだろうけれど、次の電車で来る、とかそういう可能性60%』と判断した。

当日、

電車発車5分前に教授登場

素晴らしい。
よくよく話を聞いてみたら、私の知らないところでプログラムが組まれ、

お偉いさんとランチ

もあった。遅刻するわけがなかった。

午後は私たちもセミナーをし、DLRの人もセミナーをしてくれたけれど、彼らの研究はとても興味深かった。彼らのテーマは『飛行機と気象』という感じで、テーマが身近な分、面白い。

新しくポスドクできた日本人の人もいておしゃべりできて楽しかった。DLRの人いわく、『そのポジションはPh.Dの学生でもよかったんだけど、Ph.Dの学生だと3年後に論文書かないといけないでしょ。でもポスドクだと論文を書くプレッシャーが

自分たちにない

からポスドクにしたんだ』と。まぁ、そうですよね…3年後に必ず論文、というのは面倒見るほうもプレッシャーですよね…


帰りの電車。
もちろん指定席は取ってあったけれど、教授が、

食堂車で夕ごはん食べよう

と言ったので、食堂車で夕ごはん。とデザートを食べた。

教授のおごりで

で、その食堂車のメニューはシェフが月替わりなようで、シェフの顔写真とドイツ地図がプリントされていた。教授が、

ここは何州?

と聞き始めた。まずい。自分が住んでいる州以外にはバイエルンしか知らない。まぁ、日本地図も、自分の出身地方の数県は分かるけれど、それ以外は全滅だから、ドイツの州が分からないのもある意味当然。

かろうじで、ベルリン、ブレーメン、ハンブルクだけが分かった…

その後教授は、仕事をし始めた。この人ってやっぱりすごいな、と素直に思った。そして、『私もがんばろう』と。
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ストックホルム旅行-ガイドブックの不思議

2009-07-12 02:29:42 | 旅行


今回旅行に持っていったのは日本語のガイドブック。やっぱり日本のガイドブックは写真も付いていてよくできている、と思う。以前はドイツで買った英語のガイドブックを持っていたけれど、字ばかりで分かりにくくて捨ててしまった。

ドロットニングホルムから船でストックホルムに戻ってくるとき、隣にアジア人が座り、彼女がガイドブックをバッグから取り始めたのでちょっとのぞいてみた。

市庁舎の写真が同じ

『ガイドブックだから同じような写真になっちゃうのかなぁ』と思いながら彼女がページをめくるのを待った。

次のページの写真も同じ

『…へぇ』と思っていたら、

レイアウトも同じ

ことに気がついた。『これって、これって…』と思っていたら、私のガイドブックにある『ストックホルム1日観光』や『ガムラ・スタン1日歩き』なども

写真、回る場所、順番、目安の時間さえも同じ

私のガイドブックは若干古いせいか、レイアウトは少し違ったけれど、『これって同じだよね~』というかんじ。ちなみに、空港ターミナルの案内図、地図は色まで同じだった。ここまで同じだと、『版を売ったのか?』と思ってしまった。

写真はガムラ・スタンで最も狭い通り
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ストックホルム旅行-観光について

2009-07-11 02:28:46 | 旅行


今回ストックホルムを観光するにあたり、ストックホルムカードを購入した。市内のバスや地下鉄が乗り放題&75の美術館、博物館の入場料が無料になる、というもので、1日券が375SEK(36ユーロ位?)、2日券が495SEK、3日券が595SEK。

このカード、何が魅力的って、

ガイドブックに載っているような美術館、博物館は網羅

していること。つまり、これを購入すれば、そのほかに観光に必要なお金はかからない。難点は、

1日券では元が取れるかどうかは微妙

もちろん、たくさん回れば簡単に元は取れるけれど、『たくさん博物館・美術館に行くこと』が目的になってしまってもつまらない(と思う)。私が行った多くの博物館は朝10時開館、16時か17時には閉館してしまう(貴族の館に至っては、平日11:30-12:30のみ開館)ので、じっくり見ていたら多くは行けない。

いろいろ考えた末、『フレキシブルに動けるかな』と思い、私は購入した。元がとれたかどうか、は計算していないし、計算するつもりもないので分からないけれど、

*チケットを買うためにお財布を出さなくていい
*気軽にバスに乗れる(不正乗車の心配がない)

この2点だけでも『買ってよかった』と思える。

このストックホルムカード、プラスティック製(ICチップ付き?)で博物館、美術館に入る時、スタッフがリーダーに通す。『1か所につき1回のみ有効』なので、おそらく、そういうこともチェックできるのだと思う。

単なる観光カードにこんなにお金をかけるなんて

と思わなくもないけれど、これだけ多くの博物館、美術館、バス、電車、船などが参加して足並みがそろっているからここまでする意味があるんだな、と思う。

というわけで、私が観光に使ったお金はこのストックホルムカードだけ。『高い、高い』といわれる北欧だけれど、私はそれほど高くない、と思った。唯一、高いのは、

ホテル代

レストランは(食べるものにもよるけれど)ドイツとそれほど差がないと思うし、観光地の入場料もロンドンに比べれば安いと思う。なのに、ホテルはシングルルームだったせいもあるけれど、高かったなぁ。
私はよく、ポストカードを買うけれど、これは場所によってものすごく差があった。市庁舎では3SEKだったけれど、ドロットニングホルムでは10SEK。でも、これだってドイツと比べれば同じくらい~安い。

一体何が『高い』んだろうか。

写真は国会議事堂。
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ストックホルム旅行-食事編

2009-07-10 01:48:54 | 旅行


今回の旅行の食事は、普段食べられない

魚を中心に

をテーマにした。ホテルの朝食が美味しくてもりもり食べたし、日中観光しているとあまりおなかが空かないし、1人だし、ということで、ランチは食べなかったり、食べても少しだけ、だった。

その代わり、夜は魚料理を求めて街をうろうろした。

2日目の夜に入ったレストランでは、食べたいものが品切れで、その代わり、夏至祭のスペシャルメニューがあったので、それを頼んだ。

ニシンのピクルス

ピクルス=酢漬け、と思っていたら、塩漬けで、かなり塩辛く、半分くらい残してしまった。でも、付け合わせのジャガイモはおいしかった。

翌日はニシンのソテー(?)。ガイドブックに載っていたレストランで、日本語のメニューもあり、チョイスも楽。味付けも若干濃いかな、という感じだったけれど、とてもおいしく頂いた。

日本人観光客相手に日本語を覚えたのね、というウエイターさんがいて面白かった。

最後の夜は写真の『ヤンソン氏の誘惑』という料理。ジャガイモとアンチョビを焼いたもの。これまた美味しかった。

3軒のレストランとも、写真にあるクラッカーのようなものが添えられていた。ドイツでも同じようなものはあるけれど、レストランで出されたことはない。スウェーデンではメジャーなものなのでしょうか。私はあまり好きではないけれど、写真のようにチーズと一緒に食べたら結構おいしかった。

3軒のレストラン+ホテルの朝食で判断すると、

スウェーデン料理は(若干味付けが濃いけれど)おいしい

という結論になった。特に、ジャガイモは3軒のレストランとも美味しかった。食事は正直、期待していなかっただけにかなり満足した。しかも、思ったほど高くなかった。

やっぱり日常的に魚を食べられるのはいいなぁ。
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ストックホルム旅行-ノーベル賞編

2009-07-09 00:49:18 | 旅行


ノーベル博物館と、市庁舎見学でノーベル賞についてずいぶん学んだ。

ノーベル賞は物理学、化学、生理学・医学、文学、平和、経済学の6部門があるけれど、このうち、経済学賞に関しては賞金の出所が他の5部門と異なり、厳密にはノーベル賞ではないらしい。

授賞式は平和賞以外の5部門はストックホルムだけれど、平和賞はオスロ(ノーベル賞が始まった当時、ノルウェーはスウェーデンの支配下だったから)。

そして、市庁舎にノーベル賞で授与されるメダルと

『ほぼ』同じ

という、メダルが飾られていた。なぜ『完全に同一』ではないのか、というと、物理学、化学、生理学・医学、文学の4部門に関してはそれと同一だけれど、

平和賞と経済学賞のメダルが他の4部門のメダルと異なるから

メダルも複数あるのね。

そして、ガムラ・スタンにあるノーベル博物館にも行った。ここでは歴代受賞者について知ることができる。恥ずかしい話、私はあまりノーベル賞に関して知らなかったので、とてもためになった。

ここでは受賞者がスピーチをしている短い映像が流され、私は川端康成氏とアマルティア・セン博士のものを見た。また、湯川秀樹博士の奥さまの書が展示されていた。

1980年代の授賞式のビデオをぼーっと眺めていたら、見知らぬ女性が、『男性ばかりよね』と声をかけてきた。改めてビデオを見たら、本当、男性ばかりだった。その女性は続けて、『男性がこの世を支配しているものね。でも、

次は私たちよ

』と話しかけてきた。うわー、強気な発言だ、と思っていたら、『あなたや私、という意味ではなくって』と言ったので、あぁ、そうか、と思い、『そうね、次の世代の女性に期待しましょう』と言って別れた。

100年以上続いているノーベル賞で、女性の受賞者は本当に少ないと思う。あと100年たったときに男女比が半々だといいな、と思う。

この博物館にはカフェがあり、ノーベル賞授賞式晩餐会で出されるアイスクリームを食べられる、という。私はもちろん食べる気でいたけれど、

寒くて断念

した。それでもあきらめきれなくてギフトショップで

晩餐会のコーヒーと一緒に出されるチョコレート

を購入。ちょっと満足。

写真はノーベル賞授賞式が行われるストックホルムコンサートハウス。

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ストックホルム旅行-シグテューナ編

2009-07-08 00:51:22 | 旅行



ストックホルムから電車とバスを乗り継いで1時間半くらいの場所にあるシグテューナへも行ってきた。シグテューナはスウェーデン最古の街の1つ。私は張り切って朝早くから行ってしまったけれど、祭日だったので街は11時くらいからしか開かず、物哀しかった。

が、11時近くになり観光客も少し増え、店も開き始め(祭日だったから終日閉店の店も多かったが)、観光案内所も開き、賑わってきた。

この街に最初に訪れるときは

観光案内所がポイント

そこでマップをもらえ、どこに何がある、という見どころがすべて書かれている。ルーン石(写真)の展示場所も示されているが、小さいものはいろいろな場所で見られた。



このシグテューナで有名な物の1つに『Tantbrun(ブラウンおばさん)』というカフェ(写真)がある。入口に等身大のおばさんの人形があり、この人形と同じ衣装を着たウエートレスがいる。このカフェの建物は、その辺り一帯(おそらくシグテューナ全体でも)で、最古の建物らしい。確かに、建物は古めかしいし、天井は低いが、インテリアはかわいかったし、いい雰囲気のカフェだったと思う。

もう1つ有名なのは市庁舎。

スカンジナビアで最も小さい

市庁舎。もしかすると、ヨーロッパでもっとも小さいかもしれない、という。確かに、びっくりするほど小さいし、

広場にポツン

と建っているのがますます小ささを感じさせる。

そのほかにも、教会の廃墟など、古い町を感じさせるものが残っている。小さい町なので、マップを手に入れるか、案内してくれる人がいれば2,3時間もあれば十分観光できるのではないかと思う。

今回私は手探り状態だったけれど、今度行くことがあればもっと楽しめそうな町だと思う。
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