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アンティークミル修理の依頼

先週アンティークミルの修理の依頼を受けておりました。届いたミルを見るとフランスのミルでした。これは以前レストアしたことがあるものと同じ形だと思い分解を始めました。すると、開けてびっくり!中の歯は今まで見た事がなかったものでした。

その歯をご覧頂きましょう


内歯です


こちらが外歯になります


見た目の形が同じでも中身はまったく違ったのでした。フランスのミルは個性的なものだと感心していました。

このミルの不具合は、粉を細かく挽けなくなってしまったとのことです。分解を進めて原因を突き止めました。やはり、使用頻度による磨耗が原因です・・・・ドイツのミルであればボールベアリングを使っているので耐久性があるのですが、フランスのミルはちょっと違う。まぁ~これも個性として考えていきたいと思います。

不具合を修正するために手持ちのものを活用して修理を進めます。僕の趣味である自転車やオートバイにも活用するためにいろいろなネジを準備しているのです。


大切にお使いになってきた、お気に入りのミル・・・何とか今までのように使えるように直してあげたい。好きなものを直しながら使い続けるって良いことだと思います。

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