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ヴィンテージストーブトップエスプレッソコーヒーメーカーをご紹介します stesp-Si101

商品番号:stesp-Si101


海外でコーヒーといえばエスプレッソコーヒーが主流となります。抽出方法で一番普及している方法が蒸気圧で短時間に抽出されるエスプレッソコーヒーなのです。これには高い圧力が求められますが、一般的には業務用のマシーンは9気圧が達成されるように設計してあります。マシーンで抽出するには9気圧が必要である、この圧力が一番良い状態であるとなっています。このような圧力を発生させるには電気を動力としてポンプを作動させています(今のマシーンが開発される過程では、ハンドポンプと言うシステムもありました)。でも一般家庭ではこのような高い圧力を発生させられるようなマシーンは準備できません。そこでイタリアでは家庭に一台はあると言われる直火式の小さな湯沸かし器であるマキネッタという物が使われています。このマキネッタで抽出されたコーヒーは、エスプレッソマシーンで造られたコーヒーとはまったく違う風味を作り出します。コルドバで仕込むコーヒー豆は、熱源に炭を活用し焙煎機は直火式を使っていますが、抽出する器具はネルドリップ以外では直火式のマキネッタが良いと考えます。ストーブトップエスプレッソコーヒーメーカーは、作っていたメーカーもなくなってしまったり、作らなくなってしまったモデルなどがあります。電動のエスプレッソマシーンが普及する前の時代に作られた、すばらしい器具をご紹介いたします。ヴィンテージ物を中心にご紹介いたしますが一部現行商品や現行モデルのUSEDもございます。ヴィンテージ ストーブトップ エスプレッソ コーヒーメーカーの販売についての詳細は、当店ホームページをご覧ください。

昨日ホームページからのご注文を頂きご成約となりました。A様ありがとうございます。

本日はイタリアのソシエタ・メアザ&マスカディードリ社の「SIGNORA」をご紹介します。


上からご覧下さい


蓋のつまみは丸い形の黒色です


蓋の内側です


抽出されたコーヒーが出てくるノズルは切れ込みタイプです


厚みのある注ぎ口です


小ぶりな持ち手部分


持ち手の下部に少しの焼け跡があります


アルミの商品プレートと安全バルブです


本体の底です、直接火に当たる所



分解した部品をご覧頂きます



分解した部品の構成です


フィルターです


フィルターの裏側です


交換したパッキングです


粉を入れるバスケットです


バスケットの下はフロートになります


フィルターとパッキングが収まる所です



商品番号:stesp-Si101  ¥14.000- sold out


SIGNORA 1カップ


寸法:70x130mm、高さ:140mm


重量:255g



イタリア語のSignoraは、セクシーなシルエットの女性....しなやかな丸みを帯びた形です。現在のイタリアでこのコーヒーメーカーはあまり知られていませんが、過去においては有名なものであったとイタリアの骨董やオブジェが好きな友人から聞きました。僕がこのマキネッタに興味を持った第一印象はやはりこのデザインです。

実際に手にとってみると、手の中に優しく包まれる柔らかな感触で穏やかな気分になります。材質はアルミで、抽出されたコーヒーがたまる上部は厚みがありますので抽出後の保温力に良い結果をもたらします。手に持った感触でも厚みのある材質だと感じられます。

例えばアレッシィ社のマキネッタでは、初期物は厚くできており新しくなるにつれて厚みが少なくなっていますが、いろんなメーカーのものを手にして比べるとSIGNORAの良さがわかります。

抽出されたコーヒーが出るノズル部分の加工はいくつかのタイプが存在します。このマキネッタは外装の質感とノズルの形から推測して1950~1960年代の中では前期になると考えます。

持ち手の下部に少し焼けの跡がありますが、直火式になりますので火力を強くさせすぎるとこのようになってしまいます。味的にも火力は強くしないほうが良いコーヒーが作れます。パッキングは新しいものに交換しましたので今後も安心して使うことが出来ます。

マキネッタで淹れた香り高いコーヒーをテーブルに置く・・・。
このしなやかな形をした「SIGNORA」コーヒー沸かし器がテーブルの中心にあれば素敵な空間と穏やかな時間を作り出すでしょう。コーヒーの時間を大切にされる方、ご興味がありましたらいかがでしょうか。

以前見たフランスの映画で「ブルゴーニュで会いましょう」がありますが、冒頭数分後の場面でコーヒーを飲むシーンがあります。その時に使われているマキネッタが”SIGNORA”です。フランスの映画の中でイタリアのマキネッタが使われているのですが、きっとこだわって選んだのではないかなぁ?って思いました。ほんの数秒しか見えない場面なので多分誰も気がつかないでしょう。でも僕はとてもうれしく、飛び上がって大声を出してしまいました。


ご注文、お問い合わせはホームページからお願いします



マキネッタの写真集を作りました








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今日は燻製の香りが充満した店内でした

今年になって初のスモークチーズの仕込をしました。しばらく前からお客様からのお問い合わせを頂いておりました。「今日の夕方には仕上がりますから、出来立てをお渡しできますよ」と昨日ご来店いただいた方にお伝えをしてきました。

自家製のスモークチーズですが、一番おいしい、香りが良いのは仕込んだ日の夜です。今の時期であれば2日ぐらいであれば冷蔵庫に入れなくても大丈夫ですが、やはり保管は冷蔵庫となります。一旦冷蔵庫に入れてしまうとやはり香りが少し落ちてしまいます。仕込んだその日が一番おいしいのです。

朝にコーヒーの焙煎をしてからの炭の火を活用してスモークチーズの仕込を始めましたが、仕上がったのは15時前でした。仕込み時間は5時間30分でした。今の時期気温が低いのでスモーカーの中が冷えているとなかなか色付きがすすみません。

昨日お伝えしていたお客様には夕方にお渡しすることができました。うちの子供たちにも今夜は食べさせてあげます。



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朝の風景

今朝はもやが掛かり気持ちの良い朝でした。仕事が無ければカメラを持って出かけたい気分でした。今日はワールドコーヒークラブの会員様へコーヒー豆を発送する準備です。豆の焙煎は昨日までに準備を済ませていて、計量、粉砕、パッキングと梱包作業をします。その途中、陽が上がってから・・・やはり写真を撮っておきたいと思い家の周りの樹を撮りました。
雨上がりのしずくがきれいなモミジの枝、今年も新芽が出てくれるでしょうか。


自分が植樹をした枝に出来た・・・・なんて言うのかな?
子供の頃は枝からとって中の幼虫を見ていた記憶があります。今はそんな残酷なことはしません。



こちらはキンモクセイの樹、やはり植物には雨が必要ですね。
今年の花が咲いた時には早めに摘み取って桂花茶を作ってみたいと思います。



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セルトン・ピーベリー入荷

商品番号:C-017 「セルトンピーベリー・イエローブルボン」


コーヒー豆の販売を始めて34年目になりました。始めた当初はブレンドに悩んだり、焙煎に悩んだりすることがありましたが仕入れに関しての悩みを持つことはありませんでした。ブレンドや焙煎に悩みがなくなったわけではありませんが試行錯誤ですが解決できるようになりました。その点豆の仕入れは自分にはどうしようも出来ないことがあるからです。

20年ぐらい前からは仕入れの豆で悩む、考えることが多くなりました。豆の仕入れでは限られたルートと言うことになりますが、自分の手元にどのような豆を準備しておくかが要になります。どのような豆という本質は、オリジナルブレンドを作る上で大きな影響を持っています。

豆は消費するのでいつまでも豆の仕入れに関しては注意を持っていなければいけません。

今年になっての初荷ではなく、年末前に仕入れた豆をご紹介します。
ブラジルはカルモ・デ・ミナス地区産出の豆です。品種はイエローブルボン、パルプドナチュラル製法のピーベリーと言う樹の先端に少量実る豆となります。

見出しの写真は浅炒り
”粉にした時の香味が良い。口当たり良く全体的に柔らかで後味の舌触りも良い。”



強中炒り
”とろーんとした旨みのあるコク。きめの細かい味わいには甘みが伴いほっとするコーヒーです。”

ブラジルのパルプドナチュラル製法は甘みが特徴になりますので、ブレンドに活用と言う仕入れをしましたがストレートでも楽しめるコーヒーなので2月の産地豆として紹介をしたいと思っています。



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ルワンダ・プレミアム・レッドブルボン入荷

商品番号:C-283「ルワンダ・プレミアム・レッドブルボン」


今月の産地紹介豆はルワンダになっていますが、現在は二品目目となります。在庫状況となりますが三品目目の豆になるかもしれません。その豆が今週入荷しました。

見出しの写真はテスト焙煎での浅炒りです。
芳しい香り、甘みの有る酸味を楽しめる、しみじみとした味わいです。後味は上品で落ち着いた味。



強中炒り
チョコレート、ココアのコクがしっかりとして楽しめます。後味はすっきりとしています。

仕入れた当初の販売価格は、今店頭で販売をしている「プレミアム・インゾブ」よりも高い設定をしていました。しかしテスト焙煎をして味を見た結果から「プレミアム・インゾブ」と同価格帯としました。今回の仕入れ値からするとキロ当たり250円高いのですが、そのまま販売価格に反映はしません。あくまで自分の豆の味評価としての値付けをしました。やはり味を見て納得できるもので無ければいけないと考えるからです。






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今日の空き袋

昨夜から降る雨は随分と久しぶりの雨ですが少し冷えてきた感じです。雨上がりからまた寒くなるようです。沖縄では桜が咲き出したとの記事を見ましたがいつまでも寒さが続くわけではないと言うことですね。

今日はケニアの豆の空き袋が出ました。表側がアフリカのデザインで裏側は文字となります。コーヒー豆の空き袋は店内の樽の中に入れてあります。無料で差し上げておりますのでお気軽に声をお掛け下さい。




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今月の豆と喫茶業務について

「ルワンダ・プレミアム・インゾブ・ブルボン」


1月の生産地ご紹介豆はルワンダになります。昨日から販売を開始しました、「ルワンダ・ピーベリー」が初日完売となりましたので、第二弾として「ルワンダ・プレミアム・インゾブ・ブルボン」を本日からご紹介します。

ピーベリーよりもチョコレートの香り、ココアのようなコクが持ち味となりますので、気持ち強く火入れをしました・・・若干程度です。

インゾブも在庫限りとなってしまいますので数量限定となります。今月末まで持つは未定・・・売れ行きしだいです。

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本日から喫茶業務は中止をします


感染拡大防止のためご理解をお願いします


入店しましたら先ず手の消毒をお願いします



コルドバ店主




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あけましておめでとうございます

”謹賀新年”


旧年中は31日まで足をお運びいただきましてありがとうございました。皆様のおかげで新年を迎えることが出来ました。
感謝申し上げます。

1日から3日までは子供たちと過ごしましたので仕事はしていませんでした。いや、正確には夜は帳簿をしていました。確定申告に備えて去年までの帳簿をしていました。



昨日は棚卸しをしまして、今日は真空包装機のオイル交換とカウンターの上塗りをしました。



カウンターの上塗りは昨年に続き二回目のメンテナンスです。

明日は店の掃除、一日では終わらないだろうと思いますがその後は仕込みの為の下準備をします。

カウンターの上塗りをした後は、オートバイの給油のため少し乗ってきました。



タイヤの空気圧調整、ブレーキの調節、チェーンへの注油、ハンドル角度の調節、プラグのチェックをしました。

CT110と言うオートバイで排気量は110cc。少し僕には窮屈なサイズですが来月手術をした後に乗るオートバイのリハビリ的な使い方です。車体の製造年ははっきりとは分かりませんが20数年前かなと思います。ご縁を頂いて昨年の12月に僕のところに来ました。多分オーストラリアの輸出モデルで副変速機付です。

実はCT110はこれが三台目となります。以前持っていたものは一台は同じくオーストラリア仕様、もう一台は国内フレームのモデルでした。そのどちらも十数年前には手放しています。

110ccの排気量なので時速60km当たりが自分的には限界速度と感じます。ヘルメットを被りオートバイに乗ったのは二年ぶりなので心持は初心者の走り。

服を着込めば体は寒さを感じませんが手が冷たくなってきます。グリップヒーターの効果を実感しているのでこの車体にも着けようかな。

店は8日の土曜日から始めますのでもうしばらくは開店準備をしています。

今年もよろしくお願いします




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