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アンティークミル修理の依頼状況

イギリスのスポングミルとドイツのウッドミルの黄金期と言える1950年前後のミルをご紹介しております。品質としては世界でも一番と言われるザッセンハウス社との競い合いをしていたミルの会社は10社ほどありましたが、本日は修理依頼のあったフランスのミルのご紹介と共にお引き受けさせて頂いてからお渡しするまでの状況をご案内させて頂きます。アンティークミルの販売についての詳細は、当店ホームページをご覧ください。


O様からの一通のメール

>はじめまして。

*****と申します。

御社での購入ではないのですが、アンティークのコーヒーミルが細かく豆を挽けなくなってきました。
気に入ってるミルなので、出来れば今後も使用して行きたいと思い、あちこち検索して御社にたどり着きました。
プジョーの製品だと思って使っていましたが、今確認してみるとどこにもプジョーとは書かれていません。
ダイヤルをFINの方に回しても、空回りして止まらなくなりました。
調整していただくことは出来ますでしょうか?
また、その場合の費用もお教えください。

よろしくお願いいたします。

という内容でした。メールには添付された写真が数点あり、以前レストアしたことがあるものと同じ形だったので中の仕組みはわかっていましたのでお引き受けをさせていただきました。

僕のところにミルが届き分解をしてみて原因がわかったので修理できることをメールでご報告をしました。

>ありがとうございます。
とてもうれしいです。

電動のミルも忙しいときには使うのですが、やはりこのミルで挽くとおいしさが違うように思います。
到着が楽しみです。

修理が完了し数日後に受け取っていただいたO様から頂いたメール

>コルドバコーヒー 小杉さま

おはようございます。

今受け取りました。

さっそく入れていただいた豆を少し挽いてみました。
ハンドルも軽く、いい音をたてて挽くことが出来ました。
今までは、空回りをしてしまうことが多く、その度にたたいたりしながら挽いていたのですが
安定して回せるようになりました。
ありがとうございました。
これからも長く使えそうでうれしいです。

後編へつづく


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アンティークミルのご成約 wbza-007

商品番号 wbza-007

イギリスのスポングミルとドイツのウッドミルの黄金期と言える1950年前後のミルをご紹介しております。品質としては世界でも一番と言われるザッセンハウス社との競い合いをしていたミルの会社は10社ほどありましたが、本日はザッセンハウスでも旧ロゴマークのミルをご紹介します。アンティークミルの販売についての詳細は、当店ホームページをご覧ください。

先日、N様からご成約を頂きました、ありがとうございます。
N様から頂いたメールをご紹介させて頂きます。

>コルドバコーヒー 小杉さま

先ほどコーヒーミルを受け取りました。本当にいいものですね。量産品にはないぬくもりを感じます。末永く大事に使わせていただきます。

また、珈琲豆もつけていただき、ありがとうございます。ぜひ味わいながらいただきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

店頭で商品を見てのご成約ではなく、ホームページやブログでの記事を参照して頂きご成約を頂きました。商品を受け取っていただいたときの、喜ばれたお顔が目に浮かびます。N様がご成約されましたミルの整備内容をご紹介いたします。

では、分解掃除をして磨き組み上げましたので写真にてご案内いたします。



正面からご覧ください、旧ロゴマークのヴィンテージザッセンハウスです


横からご覧ください


後ろからご覧ください、あられ組と言う組み方で作られています


上からご覧ください


つまみをスライドして豆を入れます


ハンドルにはZassenhausの刻印、磨く前との比較写真です


ハンドルのノブは木材です


粉を受ける引き出し


引き出しもあられ組で作られています


引き出し固定の板スプリングですが片方はありません


引き出しを上からご覧ください


引き出しを裏からご覧ください


引き出しを抜いた奥のレバーで粉の引き具合を調節します


粉の挽き具合を調節する歯の部分の固定は厚い板で固定させています


構成部品の分解図


歯を分解してきれいに磨きました、気をつけないと指を切ってしまいそうなほどの切れ味です


商品番号 wbza-007 ¥22.750- sold out


110(180)-110(180),H-120(210),W-900g


ザッセンハウスの旧ロゴマークでもあられ組という組み方で作られているものはとても貴重なものですが、損傷少なくて程度がよいものは珍しいですね。本体構成の板の厚みはそれほどではありませんが、がたつきもなくしっかりとした状態です。外装の良さ以上にびっくりすることは、歯の磨耗がほとんどなくて指を切ってしまいそうなほどの切れ味があります。これぞ、ドイツの家宝といえるものでしょうね。

ご注文は当店ホームページからお願いします


http://cordobacoffee.com


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