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キボ・キリマンジャロ

8月の産地豆は「キボ・キリマンジャロ」


毎月一品を焙煎して準備しております。7月はエチオピアモカをご紹介しておりましたが、昨日にて完売となりました。少し早めになりますが、8月の豆の販売を始めます。(7月のおすすめブレンドはまだ続けています)キリマンという名称で親しみがある豆は、アフリカのタンザニアと言う国の産出です。キボとは、高地産出の意味を持っておりますので、一般的に流通している豆(キリマンジャロ)よりも、香りが高く豊なコクがあります。見た目の豆の大きさは味とは別の規格があり、ご紹介する豆は”AA”という大きな粒となります。AAの下にはABと言う規格がありますが、豆の味には変わり無いものです。日本市場は見た目の大きなものがやはり人気がありますので、商社での輸入される豆も粒の大きなものが取り扱われています。粒の大きさから言いますと、プライベートブランドなどでは、少し小粒でも味には影響がないことから、少し規格は落ちますがその分取引価格も下がるので見かけることは多くあります。
夏も本番になってまいりましたので、焙煎の仕上げを少し軽めに仕上げるようになります。例えば8月の産地豆ですが、気温が上がっていくのに合わせて少しずつ仕上げを軽めにしていきます。夏場に仕上げを軽めにすることを”サマーロースト”と言いますが、今となっては死語になっているのでしょうか、耳にすることはなくなってきました。豆の保管は冷暗冷所が適切な環境になります。豆の鮮度から言いますと焙煎が深いほど酸化が早く進みます。夏場の気温の高くなることを考慮して、酸化を遅らせるために焙煎度合いを少し軽めにするという対策になっています。



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