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火鉢に炭を入れ鉄瓶を置く

ミニチュア茶釜や鉄瓶


珈琲の焙煎には炭を使っていますが焙煎後の炭はどうするかと言いますと火消し壺に入れることなく水に浸けて火を消します。火が消えたら炭を入れた火鉢の上で少し乾かし、その後天日にて乾燥させています。その後次の仕込みに使うものと火付けに使うものとに分けます。次に使う炭は乾燥時間に余裕を持って順繰りに回す。

このような作業をしていますが寒い季節になってきたので、少し部屋の暖を取るように火鉢に炭を入れ始めました。ただ火鉢に炭を入れておくだけでは部屋が乾燥するので水を入れた鉄瓶を置きます。その時には五徳というものが必要となります。


この五徳は茶室や茶道で使われる風炉釜に使うものでしっかりとしています。物がモノだけにお値段もします。ただ、今のご時世茶室を設けられるお宅はめったにないし、そもそも茶道に親しみを持っておられる方も少なくなる一方です。僕が好きで集めた香炉や抹茶茶碗や鉄瓶などは、母が使っていたというよりも祖母や祖父が好きで使っていた物や集めていたものが、もう使わないからということで皆さん手放しています。古いものが好きな僕にとってはとても良いタイミングとなる。

いろいろ中古で売りに出されているものを探していますと五徳だけだとずいぶんと値が高くて、釜とセットというものの方がお得になる場合もあります。

今回は五徳と風炉釜とのセットで売りに出されているものを見つけて購入しました。五徳だけよりも安いのだから不思議です。

これは随分と大きさがある鉄釜ですからどうしようかと思案、

ちょうど駐車場の野外水栓の排水受けをなんとかしたいと思っていたのでちょっと置いてみました。半日ほど置いていましたが風合いが良い。しかし、少し水を入れておいたので錆が出てきてました。これはいけないということですぐに水を捨てて乾かしました。今後の対策としては、錆止め塗料を塗り仕上げの塗装をしようかと考えています。
よく見かけるものとしては火鉢に金魚やメダカを入れていることがありますね。もう使われていないものを活用という発想はとても良いことだと思います。



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