想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

争っている場合かよ、と

2012-12-25 10:06:23 | Weblog
モニタリングポストが正しいとは限らない。
この件、いろいろと前科がある文科省だかんね。
上の写真は選挙日前のだが夏より低くなっているのは
雪のせいか‥、昨年も冬は0.1前後低かった。そして
春からぐんぐん上昇、もとに戻って0.5代になった。

2011.3月から始まった放射能との闘い、冬が来てまた
三度目の春が廻ってくるかどうか未だわからない不穏な
状況は続いている。
だのに未だに空間線量の危険域をわきまえていない人が
たくさんいるのに驚く。
死にたいのか?というと逆で、真逆であるのに。

0.4μSv(まいくろしーべると)パーアワー/hだから
かけ算して24で一日分。かけ算して365日で一年。
3.504ということは年間3.5ミリシーベルト。
原発事故前は1ミリシーベルトが限界とされていた。
だから人体に著しく害があるレベルの放射線が毎日飛び
散って、飛び交って、それがずっと続いていくと。
最低でもこれだけは認識してほしいと、バカもの、いや
若者に言った。
へーーーー、へーーーーと二、三度、返ってきた。
まったくバカだ‥親の顔が見たいと口の中でモゴモゴ、
いいませんが、思います。

子が知らないなら親は知って諭すべきではないか。
子を守っていかなければ国も地も滅ぶということは
動物も知っていることであります。
本能まで退化して情報脳の肥大化。人間が一番愚かで
危険な生きものなんて、思いたくはないが現実。

付け加えると、住み続けるために除染の努力をしている
人を愚かと一言で言えないことも知っていただきたい。
愚かという前に生活する手だてを国が示さないことが
一番の原因だ。東電は避難者への救済を打ち切った。
選挙はそれを闘ったはずだったが、再三の期待が裏切られ
続けるまで元気でいられるかどうか。
住民にもわからないのだ。
しかしそれを愚か、罪と言ってしまっては心がない。



コメント
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