Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

2014年の越冬旅行ータヴィラの2月

2015-03-10 16:11:06 | キャンピングヨーロッパ 2014-2015

 

 

 今年の2月はアルガーヴでも寒かった。ほとんど毎日晴天の日々だったけれど風が強く半袖で歩ける日がなかった。1月のほうが暖かかったくらいだった。ここアルガーヴが寒い時は北ポルトガルから北スペインそれに英国、フランスなどほとんどが寒く、北スペインは20センチ以上の大雪だった。それにヨーロッパ中央部から東方、トルコからアフガニスタンに及ぶ内陸が雪に覆われていた。

 

タヴィラのキャンプサイトで毎朝やっていた縄跳び、ラジオ体操は一度だけ雨のために中止したが、寒くても強風でも毎朝縄跳び1000回とラジオ体操をやっている。ラジオ体操は、昨年熱心にやっていたエドモンドがご主人の回復と同時に、毎朝数キロ散歩に行っていて、ジムに来なくなった。2月半ばにキャンプサイトにやって来たフランス人のアニーはご主人が毎朝遅くまで寝ているからとの理由で体操もジムも諦め朝遅くジムに出かけている。

 

今年はイギリス人女性3人がラジオ体操に加わり、オランダ人夫妻と時々不意にやって来るキャンパーの近所のオランダ人女性マーリッサが興味を示してくれる。多い時で9人がラジオ体操の手順を覚えてくれた。

 

キャンプサイトの長期滞在者はほとんどが定年退職者で、55歳から70歳くらいまでが圧倒的に多い。昨年に引き続きフランスのキャンパーが半数以上を占めているがそれはここばかりではなく、南部ポルトガルのほとんどがフランスキャンパーに侵略されている感じがする。

 

2月末まで私達のキャンパーの周りにはスエーデンキャンパーが取り囲むように停車していたが、2月末からすべていなくなり今はフランス車に囲まれている。12月のスエーデンは一日の太陽照射時間が1時間くらいだからとのことで彼らがアルガーヴに憧れるのがよく分かる。

 

   

 

 

 

 

 

 

 2月半ばにアルガーヴの中心地ファーロ(Faro)へ出かけた。2時間に1本くらいの電車で11時過ぎサイトから600メータくらい離れた無人駅へ行って電車を待つ。駅の横の草原はアーモンドの花とバミューダバタカップの満開で毎年写真を撮っていてもまたカメラを構えずにはいられない。3両編成の古い電車で40分、ファーロの駅へ着き空港までのバスサービスやファーロからタヴィラまでのバス時間など聞いて回った。

お昼はファーロの大きなショッピングセンターで済ませ、大きなスーパーで買い物をして午後早めに帰ってきた。駅には首都リスボンへゆく高速電車が停まっていた。日本の新幹線にははるかに及ばないものの、タヴィラへ行く電車とはやっぱりスマートさが違う。ファーロの住宅はほとんどがフラット(アパート)で日中は通りに人出があまりないと思ったのにフードコートは何処もたくさんな人であふれんばかりだった。

 

風が強くても晴天の日には亭主の健康のためにもなるべく散歩に行くことにしている。

サイトの周囲を大回りの行けば3時間位は田舎道を歩くことができる。

  

 

   

 

   

 

薄ピンクのアーモンドの花はそれと思えないほど密集して花盛り、立派な個人のお屋敷が建っていたり、農場には子羊を引き連れたひつじの群れ、そら豆、えんどう豆の花が満開だった。この巨大な幹のカロブの木は春は緑のさやがいっぱい下がっているが、これが秋には黒い乾燥した実になりケーキやチョコレートの材料に使われる。

 

 

アーモンドの花も色々種類があるらしくピンクのきれいな花の実は苦くて食べられないそうだ。

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