Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

2014年の越冬旅行ー2月のタヴィラ

2015-03-03 15:51:38 | キャンピングヨーロッパ 2014-2015

  

 

 

2月初旬、2年前にオルニャオ(Olhau)のキャンプサイトで知り合ったダンカン・ロズ夫妻がレンタルカーで訪ねてきた。1月に自転車の転倒で肋骨骨折したという。それでしばらく自転車はやめてレンタルカーで出かけているとのこと。この日は私達を乗せてタヴィラから東のモンテ・ゴードー(Monte Gordo)で昼食を食べようとの誘いで大喜びで出かけた。

 

昨年私達は電車でヴィラ・リアルまで行き、となり町のモンテ・ゴードまで歩いて一周りした町だった。

 

海岸線に立派なホテルとレストランが並んでいる観光地で、今はまだ観光客が少ないが夏はどれほど多くの人達が太陽を求めてくるのかがよく分かる。砂浜の向こうは大西洋でタヴィラのような塩田がないから、ホテルからすぐ海水浴客が海で遊べる。

 4人で街中のレストランを歩きまわりとうとう海岸通りのレストランへ入った。私とロズはヒラメのオーブン焼き、男性は焼き肉にチップス(英国人男性は肉が好き)といつものパターン。大きさ20センチほどのヒラメが2匹、とっても美味しかったのでそれ以来何度か魚市場でヒラメを買うようになった。

スコットランド人のダンカンは昔オーケストラの指揮者だった人で、お客を退屈させないためおかしなジョークをたくさん知っていて、大いに笑わせてくれた。

  

翌日亭主と2人で県道125を隣町まで歩いた。ダンカンが運転して走っている時に道端のオリーヴ畑がバミューダ・バタカップの満開で、ぜひ写真を撮りたくて出かけた。本当に目がさめるような明るい黄色に魅了された。

  

2月8日日曜日には昨年も行ったことのある空の滝へサイクリングで行った。この滝は数年前まで素晴らしく良い景色だったそうだが、昨年も今年も全く水がない。キャンプサイトの英国人夫妻2組と私の5人、亭主はバランスが悪くて自転車に乗れないから置いてきぼり。片道5.5マイルの田舎道を風をきって走る。この日も素晴らしい天気だったからどこまででも走っていけそうな気がした。

自転車で走っているときは写真を撮れないから、着いた空滝で休んだ時だけカメラを出した。

  

翌日改めて亭主と歩いて空滝へ向かった。この田舎にはレストランもカフェ~もないからフラスコにコーヒーを入れ、サンドイッチを持って出かけた。自転車では往復2時間くらいで楽に行ってこられるのに、歩いて片道5.5マイルはずいぶん時間がかかる。

 

 

 

でもゆっくり道端の花を写真に撮ったり、澄んだ川水に群れているボラを眺めたりして楽しみながら行く道は同じ道とは思えない。広大なオレンジ畑やぶどう畑を見ながら道端のクレメンタインの鈴なりにやっぱりオレンジと異なる色を見出し嬉しくなった。

  

この南ポルトガルは1月に小雨2回、2月は1回しか雨が降っていない。それでいて山頂まで耕してオレンジの苗木を植えていたりするから水やりも考えてある。畑一面ゴムホースが張り巡らされて水やりできるよう設置されている。だから川に行く水がないのだと改めて知った。

コメント
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