一月25日は寒い北風もなく青空の暖かい日だった。この日は2週間ほど前に行ったサンタ.リタから東に向かって歩いていくことにした。この前はサンタリタから北に向かい、途中から高速道路と平行に西に歩いたが、今回は海岸線と平行にスペイン方面に向かった。
キャンプサイトから歩いてすぐ近くの道端のこの花、珍しい花で今まで見たことがない。クリステルに写真を見せたらとっても興奮してぜひ実物が見たいと言っていた。
ポルトガルには空き巣狙いが多いらしく、行く先々の一軒家では必ず番犬を飼っている。
この猛犬も道路の反対側を歩いていても牙をむいて吠えまくる。屋敷の2辺が道路に面しているからどこまでも追ってきてうるさいこと。
イギリスでは庭を飾る花として売られているこのペリウィンクル(Periwinkle)もここでは野生の雑草。やや日陰の下草には星のように青い花が咲いている。
私たちの姿を見たとたんに、走り寄ってきたこの人懐っこい馬たち。ごめん、何も食べられるものを持ってこなかった。
英国ではまだ地面は凍り付いているだろうに、しっかり耕されて赤土が見えている畑、いったい何を植えるのやら。
海岸線の砂地ではこの白のブルーム(エニシダ)の花が咲き出すのはまだ1か月も先のこと。このあたりでは巨大な花房が満開。
大きな門のあるお屋敷、たぶんオレンジ農家なのだろう。この門からお屋敷までの道が遠くてお屋敷が見えない。
まだ芽も出ていないイチジクの木の畑、3月には小さな芽が出てイチジクの実もたくさんついている。実が実るのは6月ごろか。残念なことに私たちは6月はポルトガルに居ないから、タヴィラのキャンプサイトにあるイチジクの木々は誰もとる人が居ないため、すべて地面に落ちて腐っている。
この農家のイチジクは採って乾燥したのがマーケットで売られている。
サンタ・リタを通り過ぎて町はずれから見る町の様子。
どんな野菜を植えたものか夜の寒さを防ぐためのビニール覆いのしてある畑。覆いの間は雑草の花盛り。
この畑は果物の木が植えられているらしい。
石橋の両脇には汚い水たまり、雨が降って水が流れるころにはこの石橋の上を流れていくのだろう。車や自転車でなければ通れないこんなところは英語でFord (フォード)と呼ばれる。
道端の小さな農家の壁飾り、こんなふざけた飾りもある。宗教画ばかりじゃないんだねえ。
英国の羊は今頃屋内に入っているか雪に埋もれているかもしれない。このラッキーな羊たち。
野原は何処も雑草の花盛り。春爛漫!!!
通りのお屋敷の前庭のこの珍しい木。初めて見たが一体何か実がなるのだろうか?葉の付け根が団扇のようになっていて面白い。
ここでもバミューダバタカップの花が満開。
今日は10km歩いて隣の駅カセラヴェラへ着いた。1時間以上も待ってやってきた電車を見て思わず撮った写真。うわー!この電車に落書きが見当たらない。!!!