Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

これが最後のキャンプ旅行―タヴィラの森踏破

2019-02-09 11:07:15 | ポルトガル18-19

最近強風もなくなり温かい穏やかな日が多くなってきた。2月7日は今週初めての長距離を歩く決意。と言っても私はその朝1時間のヨガで昨年も出た左腰が痛くなりだし、あまり乗り気でなかった。

私がヨガに行っている間に亭主はサンドイッチを作り、コーヒーを魔法瓶に入れて私の帰りを待って居た。

 

あたりはアーモンドの花が満開で、田舎道では通り過ぎるのはサイクリストばかり。

 

道端のザクロの木々には腐ってもまだ木々にしがみついている実があちこちに見られ、どうして実の熟れているときに誰も採らないのだと腹立つ思い。あーもったいない。

 

 

もう何年も打ち捨てられた住居。ザクロ畑が収穫しないままで見捨てられたように、このような田舎の家は家族が亡くなって引き継ぐ人が居ないのだろう。

 

 

あたり一面のオレンジ畑。こんなに行儀よく並んでいると見事というしかない。

 

 

桃の花も咲きだした。

 

丘の上の一軒家。あたり一面の緑が素晴らしい。

 

 

この地域一帯の郵便ボックス。郵便屋さんはここでひとまとめに配ればよいけど、車のない年寄りがここまで郵便をとりに行くのは大変な苦労だろう。

 

高速道路下のトンネルを通っていくが、その向こうに2軒も新しい家が出来ていた。昨年はなかったのに。

 

 

山の斜面のアーモンド畑。

 

 

もう何年も水の流れたことのない川床。ポルトガルがそのうちに砂漠化するというのがわかるような気がする。

 

ワイルドラベンダーの先駆けで、あたり一面が紫色に染まるのは3月末。

 

乾ききった川床には車のわだちが見える。この川を横切ってタヴィラの森へ入っていく。

 

今年初めてのミモザの花もそこかしこ。タヴィラの森はユーカリの木とミモザの木からなり、ミモザの花はそこかしこ一番低い枝だけが花が咲いている。

 

まだ芽も出ていないイチジクの木には今年実る小さな実がついていた。

 

真っ青な空に飛行機雲が直線を描いている。

途中で休憩サンドイッチを食べ、コーヒーを飲み、元気いっぱいの亭主の後ろをついていく。

 

 

今まで何度もパークレザー(Park Lazer) のサインを見ながら一度も行ったことのないパークへ足を運んだ。なんとここはこのあたり一面で一番の高台で、海も遠くの山も一望に見当たせる。

景色以外にあるのは子供の遊び場だけでがっかりした。

 

サンタ・リタの町を通り過ぎると、もちろんあちこちの一軒家の門から猛犬が吠えまくる。

 

 

私の好きな野の花。

 

 

このあたりの野原や道端にふさふさと生えているのは野生のホウレンソウ。以前から気になっていたが勇気がなかった。最近食堂の2階の図書館で見つけた野生植物図鑑にこのホウレンソウ(スイスチャード)が載っていて、試してみた。

バター炒めにするととってもおいしい。たくさん採ってきたので茹でて、冷凍にしている。

この日は22km歩き私の足にまめができ、亭主も私も腰痛と足の痛さに悩まされている。この痛みが消えるまでは、もう2度と長距離のウォーキングには行きたくない。

 

 

コメント
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