Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

コニスボロー城(Conisbrough Castel)

2022-02-18 05:03:44 | 日記21

13日日曜日は朝から激しい雨。雨具を持ってなかった私にパトリックはほねが1本だけ折れた大きな傘を貸してくれた。

 

雨風の激しい中をコニスボロー城へ、このお城外観は崩れ落ちた城に見えたが、城壁内のタワーだけは新しくみえた。

このタワーは1170年代に建造され、タワーを囲む城壁内には城内で働く人たちのアパートや大きなキッチンが建てられていた。

城内のあちこちにこのような説明案内が見られる。

10-15世紀はこの城壁内で、たくさんの人たちが生活し、戦の計画を練ったり、御馳走を食べたり結婚式をあげたりしていた。

タワー内の壁に投影されたスチュアートがこのベースメントの歴史を語る。

タワーの一角に作られたトイレ、人間が生きていくうえで絶対必要な設備だが、この城へ来るまで、一度も 城内の昔からあったトイレを見たことが無かった。

どんなに古い建築物でも必ずあったのが、城内のチャペルでここは小さいながらしっかり保存されていた。

 

 

この説明版は当時の城内の建築物の模型を示したもの。

タワーの最上階から見た城壁と町の様子。城壁内は草原の様になっているが、過去にはアパートやキッチンが作られ賑わっていたという。

1819年に発売されたウオルタースコッツのアイバンホーはこのお城が舞台だったという。

10-12世紀のレィディと呼ばれた人たちの服装。

この城は18-19世紀には廃墟になり、現在は English Heritage に管理されている。

 

このお城の近くに南ヨークシャーでは一番古い セイント・ピーターズ教会がある。8世紀からこの地に建てられた英国国教。

英国国教(Church of England)の内部はステンドグラスのほかは特に派手な色彩もなく、デコレーションはシンプル。


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