寒い日が続いております。北海道人のren.です。
寒いと出かけるのも面倒くさく、近所の本屋くらいにしか行きません。しかし、貧乏人は、そうポンポン新書を買うわけにも行かないわけで……つまり、ネタ切れ(w
ネタがないときは「マイユー」(を
ついに手持ちのPSマイナーゲームのネタも尽きはじめたので、SEGAサターン解禁。
● 「タクティクス・フォーミュラ」
SEGA・サターン(1997) AKI
おそらく、今まで「マイユー」で取り扱ったゲームの中でも、群を抜くマイナーさでしょう。
「タクティクス・フォーミュラ」(以下「タクミュラ」)……タイトルとパッケージを見て、どんなゲームだと思われるでしょうか。
「フォーミュラ」だから、F1ゲームだよね
多人数参加のレースゲーム?
「タクティクス」って云うくらいだから、チーム運営SIM?
はい、大体正解。ただし
ボードゲームだけれどね(w
「フォーミュラデー」というアナログのボードゲームがあります。
ボードに描かれたF1サーキットを進んでいく、スゴロクゲームです。スゴロクといっても、お正月に遊ぶようなものではなく、ギア比やコース取りなんかを考え、対戦者の裏を突く戦略ゲームです。
「タクミュラ」はこのゲームを元ネタとして、デジタルらしい味付けをしたボードゲームなのです。
チームやマシン、CPUドライバーは、当時のF1シーンを反映しており、今年引退したM・シューマッハらしきキャラも存在しています。プレイヤーが使うマシンには、JPSロータスらしき渋いセレクトも。
Aランクチームにウィルソン(ウィリアムズ)があるところ辺り、泣けてきます(w ドライバーはデビュー当時のビルヌーブと、もみあげフレンツェンだし。
1シーズンは16ラウンド。予選と本戦の2ヒート制。
各ラウンドでは、各国のサーキットが細かくボード化されています。
コース上には3本のラインがあり、それぞれにマスが振り分けられています。それら3本は蜘蛛の巣のように繋がっています。
プレイヤーは毎ターン、このマスの上をゴールに向けて、マシンを進めていくわけですが、ここに元ネタのようなサイコロは存在しません。前のターンにどれだけ進んだかによって、マシンの速度が決定し、その速度によって進めるマスの数が変わるのです。
1ターンごとにギアが上がり、1マスごと速度を増していくマシン。ギアが上がれば、それだけ多くのマスを進めるようになりますが、コースには多くのカーブがあります。カーブの前に減速しなければ、コースアウト……下手をするとクラッシュしゲームオーバーです。
1マスで減速できる速度も、マシンによって限界がありますから、コースの先を読んで、速度を調節しなければいけません。
時にはオーバースピードで飛び込み、スペシャルアクションの「ドリフト」を使うことも大切です。
しかし、そうした加減速を繰り返すごとに、タイヤは消耗し、ガソリンは減っていきます。
適切なタイミングでピットに飛び込み(ピットロードの速度制限まであるw)、順位を維持していかなければいけません。
コース上は多くのマシンが走っています。そのほとんどは、理想ラインを守った、1つの流れ。その流れのどこを断ち切り、割り込んでいくのか。それが勝負の要。マシンが接触すれば、全てが水泡に帰します。
CPUもかなり本気で走っているようで、攻めすぎて自滅している下位マシンを見ることもあります(w
1プレイヤーは2台までのマシンを使用出来ます。
どちらのマシンも、全力で順位を上げるのか。チームオーダーを出して、片一方は後続の邪魔をするべきか……まさに、タクティクスです。
ボードゲームですから、F1をかなり抽象的に描いています。しかし、走りに関しては、本物のF1と同じ理論が使用できます。
例えばモナコの、カジノコーナーからミラボー、ロウズヘアピン、トンネル、ヌーベルシケインの辺りを、本物と同じブレーキポイントを意識して周れば、驚くほど早く走れちゃうんです。
そういう意味で、かなりF1の再現度が高いといえます。F1を知っていればいるほど、このゲームの凄さ、奥の深さに気づくでしょう。
最高4人まで楽しめる、このゲーム。1プレイ(1コース)は慣れれば2時間程度でしょうか。
コントロールもサターンパッドの特徴をうまく使った、すばやい入力が可能です。マルチターミナルがあれば、なお環境はよくなります。
フルプレイヤー参加で、毎週末に1戦ずつレースをこなしてしていき、ドライバーとコンストラクターズ順位を争うと、かなり熱いですよ。
入手は少し難しいかもしれません。
私は一度手放してしまい、ネット通販で手に入れなおしました。そのときの値段は、送料込みで500円(w
このゲームが出てから、すでに10年。
ずいぶんF1シーンの様相も、ルールも変わってきました。
ぜひ、リメイク版を出してほしいものなのですが……無理でしょうかねぇ、AKI コーポレーションさん。
ニンテンドーDSで出たら、環境としては最高なんだけれどなぁ。
タッチペンも有効に使えるし、下画面でボードをコントロール、上画面にリザルトやサーキットリプレイ、なんて感じで。
その前に、DSを買うのが、貧乏人には厳しいですが(w
寒いと出かけるのも面倒くさく、近所の本屋くらいにしか行きません。しかし、貧乏人は、そうポンポン新書を買うわけにも行かないわけで……つまり、ネタ切れ(w
ネタがないときは「マイユー」(を
ついに手持ちのPSマイナーゲームのネタも尽きはじめたので、SEGAサターン解禁。
● 「タクティクス・フォーミュラ」
SEGA・サターン(1997) AKI
おそらく、今まで「マイユー」で取り扱ったゲームの中でも、群を抜くマイナーさでしょう。
「タクティクス・フォーミュラ」(以下「タクミュラ」)……タイトルとパッケージを見て、どんなゲームだと思われるでしょうか。
「フォーミュラ」だから、F1ゲームだよね
多人数参加のレースゲーム?
「タクティクス」って云うくらいだから、チーム運営SIM?
はい、大体正解。ただし
ボードゲームだけれどね(w
「フォーミュラデー」というアナログのボードゲームがあります。
ボードに描かれたF1サーキットを進んでいく、スゴロクゲームです。スゴロクといっても、お正月に遊ぶようなものではなく、ギア比やコース取りなんかを考え、対戦者の裏を突く戦略ゲームです。
「タクミュラ」はこのゲームを元ネタとして、デジタルらしい味付けをしたボードゲームなのです。
チームやマシン、CPUドライバーは、当時のF1シーンを反映しており、今年引退したM・シューマッハらしきキャラも存在しています。プレイヤーが使うマシンには、JPSロータスらしき渋いセレクトも。
Aランクチームにウィルソン(ウィリアムズ)があるところ辺り、泣けてきます(w ドライバーはデビュー当時のビルヌーブと、もみあげフレンツェンだし。
1シーズンは16ラウンド。予選と本戦の2ヒート制。
各ラウンドでは、各国のサーキットが細かくボード化されています。
コース上には3本のラインがあり、それぞれにマスが振り分けられています。それら3本は蜘蛛の巣のように繋がっています。
プレイヤーは毎ターン、このマスの上をゴールに向けて、マシンを進めていくわけですが、ここに元ネタのようなサイコロは存在しません。前のターンにどれだけ進んだかによって、マシンの速度が決定し、その速度によって進めるマスの数が変わるのです。
1ターンごとにギアが上がり、1マスごと速度を増していくマシン。ギアが上がれば、それだけ多くのマスを進めるようになりますが、コースには多くのカーブがあります。カーブの前に減速しなければ、コースアウト……下手をするとクラッシュしゲームオーバーです。
1マスで減速できる速度も、マシンによって限界がありますから、コースの先を読んで、速度を調節しなければいけません。
時にはオーバースピードで飛び込み、スペシャルアクションの「ドリフト」を使うことも大切です。
しかし、そうした加減速を繰り返すごとに、タイヤは消耗し、ガソリンは減っていきます。
適切なタイミングでピットに飛び込み(ピットロードの速度制限まであるw)、順位を維持していかなければいけません。
コース上は多くのマシンが走っています。そのほとんどは、理想ラインを守った、1つの流れ。その流れのどこを断ち切り、割り込んでいくのか。それが勝負の要。マシンが接触すれば、全てが水泡に帰します。
CPUもかなり本気で走っているようで、攻めすぎて自滅している下位マシンを見ることもあります(w
1プレイヤーは2台までのマシンを使用出来ます。
どちらのマシンも、全力で順位を上げるのか。チームオーダーを出して、片一方は後続の邪魔をするべきか……まさに、タクティクスです。
ボードゲームですから、F1をかなり抽象的に描いています。しかし、走りに関しては、本物のF1と同じ理論が使用できます。
例えばモナコの、カジノコーナーからミラボー、ロウズヘアピン、トンネル、ヌーベルシケインの辺りを、本物と同じブレーキポイントを意識して周れば、驚くほど早く走れちゃうんです。
そういう意味で、かなりF1の再現度が高いといえます。F1を知っていればいるほど、このゲームの凄さ、奥の深さに気づくでしょう。
最高4人まで楽しめる、このゲーム。1プレイ(1コース)は慣れれば2時間程度でしょうか。
コントロールもサターンパッドの特徴をうまく使った、すばやい入力が可能です。マルチターミナルがあれば、なお環境はよくなります。
フルプレイヤー参加で、毎週末に1戦ずつレースをこなしてしていき、ドライバーとコンストラクターズ順位を争うと、かなり熱いですよ。
入手は少し難しいかもしれません。
私は一度手放してしまい、ネット通販で手に入れなおしました。そのときの値段は、送料込みで500円(w
このゲームが出てから、すでに10年。
ずいぶんF1シーンの様相も、ルールも変わってきました。
ぜひ、リメイク版を出してほしいものなのですが……無理でしょうかねぇ、AKI コーポレーションさん。
ニンテンドーDSで出たら、環境としては最高なんだけれどなぁ。
タッチペンも有効に使えるし、下画面でボードをコントロール、上画面にリザルトやサーキットリプレイ、なんて感じで。
その前に、DSを買うのが、貧乏人には厳しいですが(w