ダブルクロス・リプレイ ゆにばーさる

2008年07月22日 19時52分29秒 | └TRPGリプレイ

SNF1オーナーのren.です。
本日、SNF1リプレイを更新しました。
4年目の第11戦、ドイツ・ホッケンハイムGP。

前回はついに初のポイントを獲得したSNF1。
先日行われた現在のホッケンとは違う、懐かしの黒い森。
微笑むは、森の悪魔か、荒神か(w


 ■ 「ダブルクロス・リプレイ ゆにばーさる ~果て無きカーニバル~」 
              矢野俊策・他/F.E.A.R. /富士見ドラゴンブック
  https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/7a/9fcb422004f64e0e3d749512cecc51e3.jpg
今までのDX2リプレイとは革新的に違う表紙(w

表紙でもわかるとおり、今回はDX2一の変化球ステージ「アキハバラ」が舞台。
なんというか……すごいタイミングでの出版になっちゃったねぇ。
あとがきでも一言触れられていますけど、おそらく執筆・出版側も驚いたことでしょう。

従来は1冊2編という攻勢がほとんどだったDX2リプレイですが、今回は3篇収録。
なお、表紙に登場の薬王寺結希は、全てに登場。
さすが「全滅支部長」(w


1篇目は「矢野さんによる「Chrome Dome」。
一言でいえば、"萌え擬人化"。
登場するPCは、遠藤卓司さん演ずる加賀十也と、田中信二さん演ずる黒須左京。
私は「アルターライン」を読んでいないので、初めて見えるコンビ。
今では男同士のコンビのリプレイってないので、新鮮。

2篇目は伊藤和幸さんによる「災厄の聖杯」。
一言でいえば、"獣性"。
登場キャラが、こちらは複雑。
まず、DX2リプレイ本第1弾シリーズ登場の、かわたなさん演ずる檜山ケイト。
DX2のソースNPCである神城早月の姉という神城日向を矢野さんが。
さらに平安時代ステージから、サー・ガウェインこと嵯峨童子が登場し、PL遠藤さんということが判明。
そして初作成キャラとして、イラストレーター・すがのたすくさん演ずるヤンデレメイドの頚城智世。
ゲームにはシナリオクラフトというランダムツールが使われているのですが、これが面白い。
DX2を遊びなれていないと難しいかもしれませんが、これは色々と応用できそう。

3編目は、前述の結希を演じていた藤井忍さんがGMの「ティーパーティーへようこそ」。
一言でいうなら、"はにゃあ!"(w
登場キャラクターは、やはりクロスオーバー。
大畑顕さん演ずる、「オリジン」のPC1高崎隼人。
そして矢野さん演ずる「トワイライト」のフィン・ブースロイドが、80歳の好々爺(?)として登場!
さらに、挿絵は「オリジン」で狛江を演じた安達洋介さん。
F.E.A.R.は野放図な萌え擬人化には「NO!」らしい(w
わからないでもないですが。


全篇小ネタたっぷりで、読み応え十分。
ギャグ色が強いですが、しっかり硬軟相揃ったDX2ですのでご安心を。
先日、プレイヤーとして参加したDX2キャンペーンが終了したのですが、今度はどんなキャラを作ろうかと、モチベーションが上がりました。

同日発売の「エクソダス」は、また後日レビューします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする