MAGI×ES 2巻

2008年07月29日 20時48分17秒 | └竹本泉
ぐったりしているren.です。
ここ数日は「もう秋だね」と軽口が出るほどの涼しさだったのですが……。
今日は窓を閉めていたほうが涼しいほど気温が上がりました。
空気が熱い!
こういう日は買い物とはいえ、出かけちゃだめだよ、とほほ。

今は窓から冷気が入ってきてますが(w
これだもの、体調も崩すって。


バテているのは別として、ひとつ報告。

本日更新予定だったニコ動のSNF1リプですが、正午過ぎに緊急メンテナンスが行われたため、更新できませんでした。
ここにお詫びいたしますorz
何度か試してみたんですけどね。

というわけで、明日以降に時間があれば、金曜以前に更新します。
でも、たぶん金曜日になると思う(を


 ●MAGI×ES(マギエス) 魔法小路の少年少女 2巻
                       
竹本泉/MFコミックス
  https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/64/f6bdfaa7b6cef4892bc73b3e4579454b.jpg
ようやく、ようやく手に入りました。
ラピュタは本当にあったんだ!(違

あとがきで、謎の原案者"みふねよいち"について、明らかになりました。
この「MAGI×ES」という作品は、元々アニメ企画だったそうな。
竹本さんは、キャラクターデザインで参加。

それが、お約束どおり(w)お流れになってしまったので、企画にいっちょ噛みだったコミックフラッパーで、漫画として連載をはじめた、ということなのだそうです。
その企画原案が、みふねさんとよいちさん(2人組)なんですって。

連載前のアオリにあった「魔法vs超能力」というバトルの構図も、それで納得。
漫画になった段階で、かなり別物になっているんでしょうね。
また、視点が1人になったことで(後述)、アニメではできない表現にっています。

そもそも、竹本さんでバトルシーンというのは、想像できないけれど(w
「あおいちゃんパニック」や「さよりなパラレル」、「トランジスタにヴィーナス」で多少は活劇的な場面がありましたが。
竹本的本格戦闘シーンというのも、興味はありますけれど(w


さて、お話のほうは、禁呪を使ってしまったことで、ポリンが大変なことに、という感じ。
初歩的な基礎呪文を組み合わせる応用で使えてしまう禁呪ってのは、台所用品と食品で爆弾が作れる、っていうのと似ているのかしら(w
どちらにしても、知識か運がなければ、出来ないことですけれど。

禁呪の扱いに関して気になるのは、園丁のおじいさん
魔法使い組合内で"御老人"と呼ばれていることから、ただの園丁じゃなさそうです。
また、ポリンへの口述封印処理を回避させたようですし。
どういった思惑なのか、今後が気になります。


で、ポリンの視点で進んでいるこの漫画。
ポコポコと長く眠ったままなるポリンの所為で、語られないところがたくさんあります。
アニメなら三人称視点で説明もできるんでしょうが。

今回はついに、エヴィン達の立場や行動が明らかになったわけですが、肝心なところで1年間も眠られては、こちらに情報が伝わってきません(w
その辺、3巻では説明を免れないでしょうから、刊行が楽しみです。

そういえばこの世界観。
竹本的魔法世界との関係が気になります。
「ちまりまわるつ」などで見られる、月と太陽の系統ではないようです。
「世の中な まほう」とも違うように見えますし。
やはり、アニメ企画オリジナルの世界観なんでしょうか。
あ、でもポラリス結界はあるのか。うーむ。


ところでこの漫画、製作形式が珍しいのはもちろん、絵にも変わった試みがいくつかみられます。

まず、表紙でも見られる、呪文詠唱の口元
唇か舌を歯で噛んでいるようなこの表現は、今までになかったもの。
まあ、ポリンの場合、かなり表情が崩れる場合もありますが。
中表紙の顔、ひでぇ(w

あと、144ページの見上げる顔。
   https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/5c/55d94a539db406e43573902aab916d5a.jpg
これは今まで見たことのない表情表現です。
一見、竹本さんの絵じゃないみたい。


近年、次々と新たな試みや作風を見せる竹本さん。
まだまだ進化は続きそうです。
コメント
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