今日は普通に雪かきだったren.です。
苦労するほどは降ってない。
しかし、どうも昨日の雪かきで右肩を傷めてしまったらしく、痛くてたまらない。
誰か揉んでくれー。
● 「まおゆう 魔王勇者 2巻」 橙乃ままれ/エンターブレイン
2巻目。
前巻ラストでのメイド姉による演説後、南部諸王国の農奴解放から、1回目となる魔界での忽鄰塔開催まで。
2chのスレッドでいうと、6スレ目半ばまでほ編集。
連載では唐突だったラストの展開への布石など、書き足しも多く見えます。
いよいよ前巻以上に、経済や交渉といった難しい話になってきます。
南部諸王国と白夜の国との戦でも、どちらかというと戦術的な話。
まあ、そもそもアクション要素は薄い全容ではありますが、とても地味な話。
それでも退屈させず、わかりやすく書かれているので、読んでいて目が回るようなことは無いでしょう。
憩いは"まおー荘"での慰安旅行。
なんだかここだけ内容が浮いているかのような、ラブコメ的ラノベ展開(w
でも、一番の萌えポイントは巻き込まれた東の砦将(と副官)だけどな。
巻末付録は「ARIEL」の笹本祐一さんと、「蓬莱学園」の新城カズマさんの対談。
対談と言っても、そこには、ままれさんをはじめ、桝田さんに川北さんという「まおゆう」書籍トリオも合流。
座談会といった風情ですね。
内容も作品についてというより、小説論に近い話になっています。
盛り上がり、今回の巻末では収まりきらなかったということで、次巻に続くようです。
巻頭には改めて、水玉さんによるキャラクター紹介も。
あぁ、女魔法使いってこういうイメージだったんだ。
今後このコーナーで「ごきげん殺人事件」が取り上げられることはあるのでしょうか(w
個人的には、従僕くんも描いてほしいけどなー。
巻末には対談の他、今回も世界説明のページもあり、作中で軍人子弟が取った作戦の説明、青年商人が行った先物取引についての説明も簡単にですがされていて、本編とあわせて読めば、さらに理解度があがります。
現在、3巻の刊行日は未定。
1カ月おきに出るのかと思っていたのですがね。