夏日の続く札幌から、ren.です。
明日はさらに暑いらしいなぁ。
それを過ぎれば、落ち着きそうだけど。
まあ、ようやく夏という感じですかね。
● 「ウルトラマン妹(シスターズ)」 小林雄次 スマッシュ文庫
ちょっと前に話題になった、円谷プロ公認のウルトラマン萌えラノベ。
作者の小林さんは、「ウルトラマンマックス」「ウルトラマンメビウス」「ULTRASEVEN X」「大怪獣バトルNEO」といったウルトラマンシリーズや、「牙狼」の特に「MAKAISENKI」を中心として活躍されている脚本家さんです。
また、「スイート♪プリキュア」「スマイルプリキュア」や「中学生日記」の脚本も手がけられているので、この題材には適役といったところでしょうか。
ただ、ライトノベルは今回が初挑戦とのこと。
光の国のおちこぼれが地球にやってくるというのは、「ウルトラマンゼアス」でもあったシチュ。
ゼアスは自らの人間体を持っていましたが、ジャンヌは主人公月島翔太の妹・あかりと一心同体になります。
この辺の説明で「力の無いウルトラマンは憑依型」と説明されていますが……先輩にケンカ売る気か(w
全体的に、ちょっと惜しい感じの内容。
1冊にいろいろな"ウルトラマン要素"を詰め込んでしまったため、どれも希薄に感じます。
まあ、続巻されるかわからないのが原因かもしれませんが、キャラクターの掘り下げが足りなくて、終盤の展開に乗り切れない部分があって残念。
同じくそれが原因で、いまいちピンチに陥っても「がんばれ、ジャンヌ!」という気持ちになりづらい。
せいぜい1巻で怪獣2体を相手に苦労する程度がよかったのかもしれませんね。
いや、プロの脚本家に言う言葉じゃないかもしれないけど(w
あと、ジャンヌとアムールの挿絵は、別の人に描いてもらったほうがよかったかも。
水瀬さんのやわらかい線では、いまいちウルトラマン(ウーマン)っぽくない感じ。
開田裕治さんが描いた2人を見てみたい気もします。
それにしても、やっぱりゾフィ隊長はすっかりネタキャラになっちゃったのかなぁ。
"ミスター・ファイヤーヘッド"のイメージで、へっぽこに思われているゾフィですが、やはり最強戦士なんだから、カリスマは失わないでほしいと思うのは、ウルトラファンみんなの想いだと思います。
強い怪獣に対して最強のゾフィが負けることによって、主役が引き立つわけだし。
でもま、ジャンヌはウルトラサインを巧みに使う辺り、タロウより有望だと思うぞ(w
是非、「帰ってきたウルトラマンジャンヌ」でパワーアップを果たしてほしいと思います。