EDF4、フェンサー・イージー攻略中のren.です。
イージーでは重装備の割りに、爆発力に欠ける装備が多いですね。
打撃力自体は大きいので、キャリアーやヘクトルには強いけれど。
あと、"鉄拳"ジャック・ハンマーは笑った。
その割りに結構隙もなく強いでやんの(w
● 「アステロイド・マイナーズ 2巻」 あさりよしとお/リュウコミックス
約3年半ぶりの新刊。
いったい、何度、何年の発売延期がされただろうか。
理由については憶測も飛んでいますが、とにもかくにも発売されてよかった。
今回、個人的なお気に入りは「独裁者の幻想」。
某国の将軍様が"宇宙戦闘機"を計画し、繰り返しの失敗から努力して完成を目指すというストーリー。
なお、将軍様のモデルは明らかにされていない(w
面白おかしささておき、人工衛星の仕組みや、地球周回軌道の現実が解説されており、アニメのロボットたちやSTGの自機たちが、いかに理屈を無視しているかということがよく分かります。
それを踏まえて軌道上でのでの戦闘行動についても非現実的であることが説明されています。
そうなんだよねー。
でも、それでもロマンを感じちゃうんだよねぇ。
そういう意味では、将軍様の気持ちもよく分かる。
そんな将軍様に「先生」と呼ばれてしまう民間軌道飛行会社イズ・ドゥのルナ。
半ば将軍様への嫌がらせ的に宇宙の理屈を身体に叩き込んでいきますが、逆にそれが彼の心に火をつけてしまう。
こういう人じゃなきゃ、独裁者なんか出来ないのかもね。
経験と勘違いで新たな"宇宙戦闘機"を計画していくものの、夢半ばにして本国でクーデターが発生。
遺された"宇宙戦闘機”の新型機は、結果として人類の小惑星への進出を手助けすることとなる。
この功績は、きっと歴史の陰に隠されてしまうんだろうな(w
もうひとつのお気に入りは「ドワーフの村」。
苦労を重ねて夢の宇宙飛行士となった石動。
彼は資源採掘小惑星へと派遣される。
そこで待っていたのは、屈強で訳アリ(に見える)な工員たち。
素性を探ってみると、その全員が娯楽室の動画閲覧で、ホモビデオを観ていることを知ってしまう。
地球出身者と宇宙出身者の宇宙観の違い、見たいな話はありますが、全般的にコメディ。
こういう作品は、何か懐かしさすら感じる。
でも、今これを描けるのは、あさりさんくらいなものなのかもしれないなぁ。
なお、収録は他2編。
「コミック リュウ」の連載作家陣から、あさりさんの名が消えているけれど、これで全話?
ちなみに惑星周回軌道での交差戦闘については、小説「宇宙海兵隊ギガース」(今野敏)で、現実的に考察されています。
「ギガース」、いつのまにか文庫版とキンドル版が5巻まで出ていて驚いた。
ちゃんと続巻はノベルスでも出るんだろうか。