良い天気が続いている札幌から、ren.です。
雪解け以来、ほとんど雨が降っていません。
ぶっちゃけ、埃っぽさをぬぐってもらうためには、2・3日雨が続いてもいいんだけど(w
● 「ニンジャスレイヤー ピストル空手決死拳」 エンターブレイン
今巻で9巻目……だよな。
通巻表記が背表紙の小さな表示しかないので困る(w
すでに事前に明かされていたとおり、トリガー製作によるアニメが決定。
「キルラキル」の石川賢リスペクトな作画みたいになるのかしら。
3DCG落とし込みアクションシーンもこなれていたので期待したいところです。
本編は、久しぶりに時系列がばらばらなのかな。
キャラクターや事件が、過去に出版されたエピソードと前後してリンクしているので、読み返したくなります。
特に#3が掲載された「グランス・オブ・マザーカース」と、ナンシー=サンが現実に気を取り戻す「シージ・トゥ・ザ・スリーピング・ビューティー」は、忍殺世界観の中でも謎の多い電脳コトダマ空間の姿を垣間見られるような気がしますね。
「ウェン・ザ・サン・バーンズ・レッド」では、初めてストレートに前後で上下な濡れ場あり(w
「ガントレット・ウィズ・フューリー」と「ガントレット・ウィズ・ミスフォーチュン」の連作では、2つ目の神器たる聖なるブレイザーが登場。
ビガー・ケージズ、ロンガー・チェインズ」では、いよいよユカノ=サンがヒロインらしい扱いに。
そして、表題作でもある「リブート、レイヴン」。
"死んだ"といわれていたタカギ・ガンドーの経緯を描く、私が大好きなハードボイルド小説然りとした展開でワクワク。
表紙イラストにもいる押しかけ助手のシキベ・タカコもツボなキャラです。
ただ、まあ、……予想もしていたし、物語の流れ的にも仕方がないとはいえ、正直なところ、ガンドーにはニンジャにはならないで欲しかったなぁ。
あと、いまさらガンドーの名前の意味が龕灯だと知りました(w
ところで、最近本棚部屋(つまり納戸)の整理をしているのですが、この本は本棚のスペースを使うわぁ。
この先、20巻を越えるなら、棚を2段使うことになりそう。