友人がレンタルしてきた「ウルヴァリン SAMURAI」を観たren.です。
いやぁ、日本人なら誰もが総突っ込みを入れられる映画でした(w
サイバーパンクな東京のビル群、距離を無視した都内・国内の移動、謎の安っぽい新幹線、防波堤に並ぶ灯篭と鳥居、万年雪の積もる宿場町……。
ハリウッドですら、いまだに勘違いした日本の風景を作るんだなぁ。
お話のほうは、かなり原作とはかけ離れた設定になっていましたね。
まあ、私は「ヒーローズ・リボーン」以前の知識しかありませんけれど。
シルバーサムライが当時要するのに、出演できなかったマツオくん、涙目(w
さて、週末の中国GP。
面白いレースでしたが、納得のいかないことも起こりました。
スタート直後、ロズベルグクラッチのセットアップミスの所為で大きく出遅れます。
後退した先でボッタスとタイヤ同士をヒットさせてしまいます。
その前ではアロンソとマッサも同様にタイヤ同士をヒットさせてしまいました。
それでも、特に大きな混乱は無くレースは進みますが、最初のピットタイミングでマッサの後輪にトラブル。
なかなかタイヤがはまらず長いピットストップになってしまい、復帰したのは最後尾。
15位まで順位を戻すものの、実質的にはここでレースは終わってしまいました。
ボッタスはグリッド位置を守る7位。
今回もウィリアムズは表彰台に上れなかったよ……。
レース中盤、レッドブルはベッテルに「リカルドを前に出せ」とバーレーンに続くチームオーダーを出します。
とはいえ、レッドブルの2人はそれぞれベッテルが2ストップでリカルドが3ストップという作戦を取っていたため、ベッテルも従うのは致し方ない指示だったのかもしれません。
しかし結局位置はそのまま、今回もリカルドが前の4位、ベッテルが2位と後塵を拝する結果となりました。
しかも、ベッテルはタイヤの使用状況の違いととはいえ、周回遅れの可夢偉にオーバーテイクされる場面もありました。
さて、そんな可夢偉は好調な走りを続け、ファイナルラップにヴェルニュをパスして17位フィニッシュ!……のはずが、なんとレース後に18位変更となります。
理由は「チェッカーフラグが前の周回に振られていた」ため。
この運営側のミスにより、有効とされる周回がファイナルラップの前にされてしまったためです。
これによって順位が変わったのは可夢偉とヴェルニュだけ……たとえポイント圏外とはいえ口惜しい。
まあ、わざとではないのでしょうけれど、只一人の日本人選手へ、中国の手痛い仕打ちです。
ちなみに、ケータハムの僚友・エリクソンには、レース直前にグリッドガールがハイヒールでフロントウィングを踏み壊すという事件が起きていたことが、可夢偉によって明らかにされています。
優勝は磐石のポールトゥウィンでハミルトン。
一事は順位を失ったものの、かなり緻密でナーバスな戦略によって、ロズベルグが2位に返り咲き。
3位にはアロンソが今期初めての表彰台をゲットしました。
その他の順位はこちらで。
バトンが今年いまだノーポイントと調子が悪いですねぇ。
次回は3週間後。
モナコからヨーロッパラウンドのスタートです。