PSNのセールで「RAIN」をDLしたren.です。
ちょっとだけ遊んでみたけど、サクサク進んで面白いですね。
年末年始で遊ぼう。
あ、そうそう。
昨日、道すがらのガチャガチャで買った子。
きつねうどん、かわいい。
では、毎年恒例の「ハマ振り」。
今年1年で、私が触れて楽しんだ作品の中で、お気に入りとなったものを部門ごとにまとめてみましょう。
★ 映像部門
今年は通年で面白いアニメが多かったですね。
まあ、放送した全ての作品を観たわけではありませんが。
その中でも、今年は原作モノや続編、リメイク作品ではない、オリジナル作品に光るものが多かったですよ。
● ローリングガールズ
PVや前情報ではバイク少女の話かと思ったら、ゆるいディストピアな世界で自分の生き方を探す青春ロードムービー的なお話で、予想を裏切り超えた面白さがありました。
フィーチャリングされたTHE BLUE HEARTSの曲も、個人的には実に雰囲気に合ってましたよ。
OPでは必ず「がんばれー!」に合わせて声を上げていました(w
また、国境の関所の窓口お姉さん"ばん子"役のあゆかさんによる岩手弁でのweb予告には癒されました。
● Classroom☆Crisis
未来の火星で、企業に所属する高校生たちが、世間の荒波に立ち向かっていく青春グラフィティ。
第1話放送直前に、EPGに書いてあった"高校生サラリーマン"という文言に惹かれて観たのがきっかけでしたが、やけに現実的な企業の裏表の描写に、「確かに未来という設定じゃなきゃ笑えないな」と苦笑いしつつ楽しめました。
終盤の展開は、90年代の"ジェットコースタードラマ"のようなピンチの連続具合も面白かったです。
色々と投げっぱなしな終わり方ではありましたが、振り返ってみると大局的にはさして重要なことではない部分であり、脚本の取捨選択という点でも感服した作品です。
あ、そういえば「ロリガ」も「クラ☆クラ」も、Dlifeで同じ時間に再放送していたんだっけ。
● コンクリート・レボルティオ ~超人幻想~
本日、前半の最終回を迎える(先日は勘違い)、架空の昭和時代=神化の日本を舞台に、様々な"超人"を取り巻く社会問題を描いたノスタルジックSFアクション。
いわゆる"正義とはなにか"を取り上げた作品ではありますが、時系列をシャッフルしてキャラクターの信条が変化していく様を見せることで、その判断の難しさを見事に表現しています。
また、毎回新たに現れる超人や、その時々に起こる事件や世相に元ネタがあるため、その考察を行うのも面白い作品です。
学生運動や"黒い霧"事件など、なぜか現代にかぶさる事柄も多く、放送自粛を心配しました(w
来年春には後編がスタート。
前日譚である小説「超人幻想 神化三六年(12/25)」も独立して面白かったですよ。
その他では、1期から観ていて愛着のある「蒼穹のファフナー EXODUS」が、そのクオリティの高さに唸り、最終回には悶えました(w
話題作では「夜ノヤッターマン」「俺物語!!」「ニンジャスレイヤー・フロム・アニメイシヨン」「がっこうぐらし!」「GATE」「おそ松さん」辺りが、毎週楽しみに観たアニメです。
続いて特撮作品。
● ウルトラマンX
「ギンガS」以来の「新ウルトラマン列伝」枠での新作ウルトラマン。
大地と一体となるXが普通にしゃべったり、怪獣の生態を詳しく掘り下げたり、番組自体を別番組に仕上げたりと、野心的なシリーズ新作となりました。
一方で話自体はわかりやすく、登場キャラクターも皆性格が立っていて、子供も大人も、ファンも新参も楽しめる出来だったと思います。
特筆すべきは「ウルトラマンネクサス」客演回で、今後もウルトラシリーズの逸話として語られる名作でした。
その他では「仮面ライダー ドライブ」が、"仮面ライダー"という外枠を超えた面白い作品でした。
「牙狼 ゴールドストーム翔」「サンダーバード・アー・ゴー」が惜しくも満足というラインに到達できなかったのは、前作・旧作と比べてしまうからなので、観ている側の自分の意識がもったいない気はします。
お次はバラエティ番組。
● ダラケ! ~お金を払ってでも見たいクイズ (公式サイト)
BSスカパー!でシーズン4まで放送されたクイズ番組。
毎回、ディープな職業や趣味の持ち主たちが登場し、パーソナルクイズなどで実体験を公開する内容。
"地上波では放送できない"をモットーにしているため、時には驚き、爆笑し、ドン引くようなエログロ話も多く、特に"レジェンド・ストリッパー"回と"遺品整理士"回は、まさに地上波で放送したら局の放送生命にかかわりそうな映像が多かったですよ。
来年1月末からシーズン5が決定済み。
今年はドラマは「ど根性ガエル」「三匹のおっさん2」「孤独のグルメs5」くらいしか観なかったなぁ。
● 書籍部門(小説)
今年は結構、小説も読んだ方ですが、どれも当たりでした。
● 「ダイナミックフィギュア」 三島浩司/ハヤカワ文庫 (6/18)
異星からの謎の怪物"キッカイ"と戦う新型ロボット兵器"ダイナミックフィギュア"を主軸に据えた群像劇。
"DF"の運用や"キッカイ"との特殊な戦闘のリアルさや、"弧介時間"や"ダルタイプ"といった概念の斬新さなど、一言で"ロボットモノ"と片付けるには惜しいほど密度の濃いSF作品です。
表紙にも見られる加藤直之さんがデザインした"DF"が動く姿を映像で観てみたいとは思うものの、作品自体は映像化に向いてないんだよなぁ(w
● 「アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風」 神林長平/ハヤカワ文庫
「雪風」シリーズ3作目を、今年になってようやく読みました。
「無印雪風」は零と雪風の物語、そして「GL雪風」が雪風とジャムの物語。
では「UBA雪風」はというと、人類とジャムの"世界"の物語になっています。
文章にはかなり概念的で哲学的な表現が多く、とてもじゃないが感想を軽くまとめることはできなかった(w
しかし、その表現が見せる世界には魅力がいっぱいでした。
次は地球とフェアリーの物語になっていくのかな、それともまったく別の話になるのかしら。
★ 書籍部門(マンガ)
今年もたくさんのマンガを読みましたが、ここでは例年どおり、昨年からの続刊を除いたものから選出。
● 「つまさきおとしと私」 ツナミノユウ/KCx (8/1)
「ねとらぼ」で現在も連載中の週間2ページマンガで、今年一番の大ヒット。
知らぬ間に人の靴のつま先をのこぎりで切り取ってしまう妖怪・つまさきおとしと、その存在に気づき偏愛するようになる少女・咲のドタバタな日常。
初めはとしくんの不運な境遇に爆笑し、やがて咲のヤンデレ具合に萌えすら感じるようになりました(w
● 「坂本ですが?」 佐野菜見 ビームコミックス (3/26)
どんなことにもスタイリッシュな坂本君が、不良たちを更正させていくシュールギャグマンガ。
「このマンガがすごい!2014」で話題となっていましたが、古本で1巻を買い、即ハマって既刊をそろえました。
私も大変治安の悪い中学校に通っていたので、当時にこんな男がいればなと思ってしまいます(w
● 「カラフルビーム 竹本泉イラスト集」 竹本泉/ビームコミックス (6/5)
「コミックビーム」に15年間描いたカラーイラストを収録した画集。
あっさりした絵柄に、お手軽着色に見えても、これだけ点数が集まると密度を感じます。
作品の掲載期間がアナログからデジタルへの移行期というのも興味深い一冊です。
技術的な部分もちょっとだけ描かれていて、お手本にしている私としては目からうろこ。
とりあえず今日はここまで。
明日はゲームなどをまとめたいと思います。