鼻が痛いren.です。
どうやら鼻毛カッターで切りすぎたようだ……。
● 「繰繰(ぐぐ)れコックリさん 12」 遠藤ミドリ/ガンガンコミックスJOKER
最終巻。
これまでもなんとなくにおわされていましたが、やはり市松はコックリさんに神隠しされていた。
その理由が閻魔帳の誤記というのは唐突でしたが、やはり"居候者モノ"の王道の別れ&再会オチ。
まあ、お約束とはいえ、独りきりになった市松が涙ぐむコマにはグッときてしまうくらい、このマンガには楽しませてもらいましたね。
その感動の余韻を壊さないためか、あとがき漫画は無し。
カバー折り返しの作者のコメントも、裏表紙のあらすじ欄も、いつものおふざけは無し。
あまりにそっけなさ過ぎて、裏でなんかあったんじゃないかと心配になるほど(w
タイトルに隠された意味も含めて、伏線を回収して綺麗に終わったようですが、最終巻発売を前に全巻を読み直していたので、結構、矛盾も感じます。
山本君は宇宙人という妖怪的イレギュラーだとはいえ、外の人間との交流は、家にかけられた結界というものだけでまかなわれていたとは思えないというのが、一番の疑問点でしょうかね。
もっとも、基本はコメディですから、深く考えても仕方がないんだろうけれど、それだけに、じめ子の存在が否定されるのならば不憫でならない(w