(数ヵ月後、ここの文を書き忘れていたことに気づいたren.であった)
● 「とりぱん 22巻」 とりのなんこ/ワイドKCモーニング
おや?足はわざと描かなかったのだろうか?
ハイタカは北海道でもなじみのある猛禽で、街中にも飛来することがあります。
子供の頃、住宅地に作った餌台に来たときは興奮したもんだ。
作中、昨冬から秋口まで。
なんだか、やたらと落鳥ネタの多い今巻。
それに伴って、猛禽類の登場も増えています。
まあ、これも自然界の掟。
とはいえ、窓際の餌台ではこういうことが多くなります。
作中でも猛禽が小鳥を窓に追い立てているという話が出ていますが、ということ、それは人が招いてしまったことともとれるわけです。
こうした"事故"を回避するため、以前も書きましたがバードセーバーというものがあります。
よくビル街で窓に貼ってある、猛禽が羽を広げているステッカーのことです。
本来は室内側から絵の見えるよう貼り付け、表にはシルエット(接着面は黒くなっている)が見えるようにします。
これで小鳥は窓を警戒するようになるわけです。
慣れれば餌台の近くの窓に貼っても、意外に問題なく餌を食べに来ます。
つまり恐れなくても、窓の存在がわかればいいわけです。
落鳥で出会った鳥の中にはエゾムシクイが。
夏山における鳥の中でも、特徴のある鳴き声の鳥です。
動画で聞くとか細く思えますが、山で聞くと、まるでどこかの鉄柵の扉がきしんでいるかのような大きな機械音に聞こえて驚きます。
個人的にも好きな鳥。
さて、帯にはこんな文言が。
何かと思ったら、シルエットに答えがあった。