どうも、ren.です。
コミケに行った方、お疲れ様でした。
私は遠い空に浮かぶコミケの蜃気楼を眺めていました(w
● 「迷廊館のチャナ 1巻」 冨士弘 マックガーデン
探険家志望の11歳少女、チャナは家の物置で、謎の鍵を手に入れる。
その鍵は、家の隣にあった"扉だけの廃墟"の扉にぴったり。
開けてみると、その先には"迷廊館"と呼ばれる異世界が広がっていた。
*************************************
新刊案内に名前を見て驚いた。
リメイク連載してたのか?!
元々、この作品はナムコ系ゲームセンターにおいてあった無料配布本「NG」に連載されていた漫画。
当時はまだな婿に在籍していた冨士さんが、「描いてみない?」と声をかけられて始めたオリジナル作品でした。
結局、「NG」が休刊し、後続誌「NOURS」では復活しなかったため未完となっていました。
なお、PS「ナムコミュージアムvol.4」に、デジタル収録されていますが、画質はかなり荒い。
それが、Webコミックサイト「MAGCOMI」で、リブートされたのが、今回の"新"チャナ。
雰囲気もそのまま、ほとんどのコマ割りもそのまま。
インスタントカメラがデジカメとポータブルプリンターになっているのは現代アレンジですね。
使い方がむしろ面倒になってしまったのは皮肉(w
再編集された都合で、なくなってしまったエピソードもありますが、それだけ分かりやすくもなっている。
「NG」版は、ページ数都合なんかで、結構難解だったからなぁ。
冨士さんがその後に手がける「ワルキューレの伝説」に登場するブラックワルキューレ(その後、「ワルキューレの栄光」にて、ドゥンケルハイトと名が明かされた)のデザイン元であろう、有翼人のオルオルが登場。
オルオルが結局、少年なのか少女なのか、それとも性差のない種族なのかはわからない。
後者なら、「ワル伝」のコアクマンもそうですし、全タイコスも含めて元ネタなのかも。
丁度、「PCエンジンミニ」に「ワルキューレの伝説」の収録も決定しましたね。
久しぶりにブラックワルキューレ様に会いたいなぁ。
全てのコンティニューを使い果たして、そのお姿を眺めてゲームオーバーするのが、私のジャスティス(w
なお、サイトの方に、ブラックワルキューレ様をモデルにしたパロ漫画「鬼刑事ブラックワルキューレ」を掲載していますので、お目汚しいただければ幸いです。