3D エコー・ザ・ドルフィン

2020年07月17日 22時00分03秒 | ▼ビデオゲーム

どうも、ren.です。
この夏、最初のアイスキャンディーを食べました。
いや、それだけ暑かったという形容です(w


● 「3D エコー・ザ・ドルフィン」 3DS/SEGA・M2 (2013)

こちらは海外用PS2移植ソフトのPV。
3DS版は立体視なだけで、見た目は同じです。

前にセールでDLしたものですが、ちまちま時間空いたときに遊んでました。
で、ようやくクリアしたので、簡単にレビュー。

元々このゲームは、1993年にMDで発売された2Dアクションアドベンチャーゲーム。
"額に5つの星を持つイルカ"ことケンシロウ、じゃない、エコーが、突然発生した竜巻によって行方不明になった仲間たちを探すため、世界の海を冒険していくというストーリー。

当時は「イルカが主人公?」「ステージが海だけ?」と、ゲーマーを戸惑わせました(w
その実、日本ではあまり話題にならず、海外で評価が高いゲームになっています。
なので、続編「エコー・ザ・ドルフィン2」も発売されましたし、海外向けメガドラミニに収録されています。

特徴はとにかく美しい海の描写。
海上と水中、水底で描き分けられており、ドット絵の背景としては一枚絵レベルの描き込まれ方。
3DS版ではそれが立体視に対応しているため、初回起動の時は目を見張りましたよ。

さて、元々はMDで発売されたものの、日本ではあまり人気が出なかった、と書きました。
それでも、中古ショップにソフトが定期的に流れるほどのセールスはありました。
なので当時、私も手にして遊んだものでしたが……。

とにかく、難しい!
日本版は、海外版に比べて難易度がマイルドに調整されているとのことですが、正直言って、難しすぎて途中で投げ出しました。

難しい点は、まず独特の操作感。
エコーの動きはリアルなものの、それだけに移動や方向転換に癖があり、なかなか思うように動かせなくて、障害物を越えるのにイライラします。

次に、エコーがすぐ死ぬ(w
イルカなので息継ぎが必要なため、水中でブレスメーターが無くなると溺れ死にます。
また、敵や一部の障害物には攻撃判定があるため、連続ダメージでも死にやすい。

そして、ステージ構成で理不尽なところがある。
特に動いている障害物による圧死。
氷海にあるアイスキューブがたくさんランダムで動いている場所では、もはや運頼み(w
ここがあまりに難しいため、昔は投げ出したのでした。

3DS版では、"スーパードルフィンモード"なる、いわゆる無敵モードがあります。
これで遊べるがために、私は買ったともいえます。

このモードにより、溺死とダメージ死は回避できるようになりました。
……そう、圧死だけは避けられないんです(w

まあ、若い頃に比べれば忍耐もつきましたし、最初から運頼りとわかっているのですから、繰り返しチャレンジすればいつか抜けられますしね。
実際、それで先に進めましたから。

また、溺死・ダメージ死がないことで、コースの謎解きに専念できます。
それだけで、どれだけ助かることか。
無敵モードがなければ、クリアできなかったのは間違いない(w


竜巻の謎を追うのに助言をくれるのは、シャチ、クジラ、そして謎のクリスタルとの会話。
クリスタルは道をふさいでいる場合もあり、その場合は別のクリスタルからパワーを受け取り、超音波として射出することで邪魔なクリスタルを排除できます。

このクリスタルはゲームの都合上のものかと思ったら、ストーリーに大きく絡んでいき……最後には壮大なSF物語となっていきます。

小さなイルカであるエコーが、太古の昔から続く滅びの連鎖を止めることが出来るのか。
それはプレイヤーのスキルの上昇、そして無敵モードが担っているのです(w

後半の謎解きは無敵モードでも難しすぎて、ネットでの攻略記事や動画も参考にしました。
ワープゾーンの起動方法や、強制スクロールの"イライラ棒"じみたステージが意地悪すぎる。

ともかく、27年ぶりにクリアの悲願を達成し、満足。

ちなみにこのゲーム、英国王立海洋生物保護団体から推奨ゲームのお墨付きをいただいています。
元々、「イルカのゲームだし冗談で申請してみようぜ。どうせ断られるから、それをプロモーションのネタにしよう」というトンドモない目論見だったそうなのですが、なぜか申請が通ってしまったという、なんともはやなエピソード(w

コメント
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