どうも、ren.です。
眠い(w
今日はあるゲームをクリアしたのですが、後日にします。
感想を言うにも解説するにも、ちょっとキャプチャー画像が足りないので。
言葉じゃ説明しづらいゲームなので。
また、こちらを読了しました。
タイトルは有名な古典ホラー。
以前「100分de名著」で紹介されて以来、読もうと思っていた作品。
ワクチン接種の待機時間から読みだしたのですが、少しずつ読んでいたら2か月もかかっちゃった(w
「怪物くん」などで"フランケン"と呼ばれる"怪物"は原典では名前が無く、"フランケンシュタイン"とは"怪物"の創造主である主人公の名前だということも、有名なトリビアですね。
読んでみると怪物がイメージ以上に理知的で雄弁な存在なことに驚きます。
「フンガー」どころか、愛や苦悩について哲学的なことまで何ページも喋りまくる(w
そして、フランケンシュタインが身勝手で自業自得ながら、あまりに悲劇的。
好奇心や向上心が自らだけでなく、一族郎党に悲劇をもたらしてしまうという理不尽さに、後味の悪い読了感を感じます。
しかし、フランケンシュタインも怪物も魅力的。
そりゃあ、現代でも名前そのままモデルにしたキャラクターが作られるはずだわ。
聞き手であるウォルトンが、手紙という手記で物語を伝えるという構成も、後世に大きな影響を与えていますよね。
ラヴクラフトの「死体蘇生者ハーバート・ウェスト」がそのまんまなのもわかる(w
やっぱり、聞いて知っているような古典作品も、ちゃんと読んでみるもんだね。