どうも、ren.です。
雨風の強い週末週明けで、気分も体調も低空飛行。
さて、昨夜は今朝方までブラジル・サンパウロGP決勝でした。
……色々なエゴが迸る、なんだか後味の悪いレースでした。
スタート直後、リカルドがマグヌッセンのバックを突き、スピンしたマシンの直撃を受けて自滅。
マグヌッセンはスプリントで初PPを得てレースでも1ポイントを死守して幸先の良いところだったのに、そりゃしばらくピットに戻らず事故現場にたたずむわな。
リカルドにはペナルティポイント2と次戦の3グリッド降格が下されたものの、そもそも来年のシートを失ってから走りが荒くないか?
そんなSCからの再スタート直後、ハミルトンとフェルスタッペンが接触。
フェルスタッペンには5秒ピットストップペナ、そしてフロントウィングを破損し最後尾へ。
それに対して無線でひと悶着つけたものの「まあ、いいや」と捨て台詞。
なんだかんだで終盤までには順位を上げ、5番手のアロンソと4番手のルクレールにアタックするためペレスと位置を交換。
アタックが達成できない場合、ペレスに一を返すチームオーダーだったのですが……無視して6位ゴール。
フェルスタッペン曰く「二度と俺にそんなことを言うな」。
結果、ペレスとルクレールのドライバーポイント差は290Pの同点に。
ペレスが6位だった場合は292Pで最終戦を前にアドバンテージを残せたのですから、この順位一つの差は大きい。
ホーナーからの「ほんとマジゴメン」と沈痛な無線に「まあ、あいつの本性はアレだよ」と匙を投げた様子。
レース後、フェルスタッペンは何やらモニョモニョと言っていたようですが、どんな言い訳があっても今回は増長としか見られませんな。
これでパートナー関係に亀裂が入ると来年は楽なレースが出来なくなるのは間違いない。
今回もレースコントロールの謎裁定があり、その被害者は角田。
レース終盤のSC導入時に、なぜか角田だけ位置を取り戻すことを許可されず、ただ一人周回遅れ扱いの17位最下位フィニッシュに。
どうやらFIAが用意したSC時に使われる順位管理のシステムに問題があり、SC中にピットした角田の周回カウントが正常になされなかった模様。
これに対してFIAはレース後に「システムに問題はあるけど、不具合を修正する必要はない」と、どこを見ているのかよくわからない結論に。
なんだそりゃ。
でもま、今回の一番のエゴはラッセル。
PPスタートから堅実に走り、人生でただ一度の初優勝を獲得したのだから。
マシンから降りて彼のまつ毛の長いつぶらな瞳は濡れていましたね。
知ってる?
ラッセルって去年までウィリアムズにいたんだぜ(w
2位は序盤の接触にもくじけなかったハミルトン。
メルセデスは2020年のエミリオロマーニャGP以来の1-2フィニッシュ
なんでメルセデスはこんなシーズン最終盤に覚醒したんだ(w
3位はサインツ。
実はこちらもルクレールと順位を交換する準備があったらしいんだけど、件の角田の周回エラーのごたごたで実行できなかったのだとか。
ルクレールは災難だけど、サインツとしてはラッキーだったか(w