千年狐 ~干宝「捜神記」より~ 8巻

2022年11月24日 21時00分50秒 | ▼マンガ・本

昨日はすみませんでした、ren.です。
頭痛はほぼ軽くなりました(完治ではないw)


「千年狐 ~干宝「捜神記」より~ 8巻」 張六郎 MFコミックス
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/46/f08042afdf1868179ae2256218b879ba.jpg?1669288982

新章・捜神怪談編。

都の廷尉部(裁判・刑罰を司る役所)に新設された"お化けなんとかします課(仮)"こと「妖考事部」。
その名の通り、都に巻き起こる不可解事件を捜査解決する部署。

そこに配されたのは、暗闇を極度に嫌うモノクルを着けた美男子役人、石良(せきりょう)。
そして怪異に詳しい民間人こと、おなじみ廣天(と神木)。

これまでのエピソードとはがらりと趣を変えたオカルトバディ探偵モノ。
墓から聞こえる声、山に現れる化けウサギ、空飛ぶ人影……。
事件を一つ一つ短編で取り扱います。

化けウサギ事件は導入から今どきの"心霊スポット凸配信"、古くは"ブレア・ウィッチ・プロジェクト"といったモキュメンタリー映画風。
ほんと、このマンガはうまいこと落とし込んでくる(w

全体的に目につくのはやたらと多い飼い犬・愛玩犬の存在。
ペキニーズが中国歴代王朝で愛されたのは有名ですが、この時代の中国はそんなに犬を愛でるのが一般的だったのかしら。
まあ、日本には奈良時代に、狆(チン)が新羅から帝に献上されているというので、それ以前にはあったんでしょうね。

コメント
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