終日マイナス気温となった札幌から、ren.です。
寒いわぁ。
それにつきる。
● 「魔法先生ネギま! 36巻」 赤松 健 講談社/マガジンKC
魔法世界編、ひとまず完結。
超人少年対決から、スーパーチート大戦に(w
展開が派手というより、もはや何がなんなのやら。
まず、ネギvsフェイト。
シェイクハンドデスマッチなんて、千雨はよく知ってるな。
手を繋ぐことが逃げ場をなくすだけでなく、その後の二人の関係を暗示させる、いいシチュエーションですね。
その割りに、対決の展開がボム対決(パワーボムではなく、STGのボンバー)から、ナギとラカンのスタンド攻撃っていうのは、ちょっと肩透かしだった気がしないでもない。
対決の途中に幻視されたフェイトの過去。
今までも、そう根は悪くなく、それには理由もあり、思うところがあるということは感じさせていましたが、あまりにテンプレート的主人公ポジションのど真ん中に居やしないか(w
というか、2の人(単行本だと読み仮名が見えんぞ)が、序盤のかませ犬っぽ過ぎだ(w
で、次はその2の人他、再生軍団。
普通(?)、再生怪人はパワーはあっても弱いものですが、傷ついているネギ&フェイトは大ピンチ。
それでも、時代が望むときに仮面ライダーは必ず蘇る!
そうだ!今こそ復活するべきは小太郎だ!!
……はい、当然違いました(w
エヴァを皮切りに、大人軍団がぞろぞろと、おっとり刀で勢ぞろい。
そのあまりの圧倒振りは、今までのネギパーティーの苦労がかすむほど。
出頭に2の人がエヴァの体を削っただけで、それもすぐ回復したから、チームとしては実質ダメージ0。
いくらなんでも、強すぎだぁ。
それでも造物主への最後の一太刀はネギと、クラスメートの元気玉呼びかけにより復活を果たした明日菜(年齢100歳)が果たし、再び大きな謎を残しながらも、長かった戦いに終止符が打たれました。
で、チートの上に、さらにチートを重ねて、明日菜がこれまでに失われた人々+動植物を世界に取り戻しました。
多分、消された命あるものだけなんだろうけれど、そういうのも"人形"だったんだ。
背景に描かれていた細かな草原の草花の他、当然いるであろう虫や魚、さらには微生物はどうなるんだろう(w
まあ、"箱庭の背景"程度のものは、学芸会の書き割り扱いなのかもしれないけれど。
ともかく、ようやく真帆良学園に戻れそうですので、日常の風景が戻ってきそう。
長かった……、本当に長かった。
魔法世界編については、これに尽きますね。
大山鳴動して鼠一匹……になってしまうか、ならないかは、また今後に委ねられそうですが。
なお、小太郎の出番は3コマ、台詞はなし。
34巻末以来、ラストバトルに参加どころか顔すら出せないなんて、不憫すぎる。
いや、むしろそれでこそ小太郎のポジションなのかなぁっ(泣き笑い
とりあえず今巻では、うずくまって涙を浮かべるドネットさんがかわいかったです(w
● 「ねぎほ 文(幼)」 YUI 講談社/マガジンKC
本屋に並んであったので、一緒に買ってきました。
こっちのほうが、小太郎の出番が多いくらいだしなぁッ!!(タイピングの音がでかい
さて「ネギほ」。
スピンオフで幼稚園物というと、「幼稚園戦記まだら」を思い出す世代の皆さん、こんにちは(w
表紙絵はアニメ版に近いですが、本編はなんともまあ、ペドペドしいですな。
11げんめのなつみのお腹は、4げんめのあすなとあやかの水着と比べて、ちょっと生々しすぎないかい。
全体的に、かわいらしいと紙一重といった印象。
「ネギま」本編を踏まえての幼稚園アレンジは、よく出来ていますね。
茶々丸、エヴァの壊されっぷりは、お見事の域(w
それだけに、紹介だけで未登場のキャラクターが惜しい。
特に、あきらは水が苦手というアレンジなので、本編とのギャップがどう描かれるのか、見てみたかったですね。
ところで、キャラ弁ってどうなんでしょ。
ディフォルメと簡略化された絵柄は特に目が虚ろなものが多く、色味のためには食欲も無視して青く染め上げられた食材たちが、結局にべもなく崩されて、むしゃむしゃと租借されてしまう。
いやま、お母さんと子供の楽しみを否定するわけじゃないけれど、私は正直怖い(w
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