「怒りの用心棒」
原題:IL PREZZO DEL POTERE
1969年 伊/スペイン 115分
■監督:
トニーノ・ヴァレリ
■出演:
ジュリアーノ・ジェンマ
ウォーレン・ヴァンダース
マリア・クアドラ
フェルナンド・レイ
ヴァン・ジョンソン
レイ・サウンダース
●あらすじ
大統領暗殺をモデルにしたマカロニ・ウェスタン。
1881年、南北戦争直後のテキサス州。
人種差別がいまだ残るダラスを、大統領が訪れる。だが、大統領は何者かに暗殺される。
青年ウィリアムの黒人の友人が、犯人として逮捕されるが、友人の無実を信じるウィリアムは真相を解明しようとする。
やがて、暗殺の背後に銀行家ピンカートン、無法者のウォレス一味、有力者たちがからんでいることが判明。
ウィリアムは彼らを倒し、真相を暴いてゆくが……。
(Yahoo!映画より)
★感想など
これは中々面白い作品だった。
マカロニなのに、大統領暗殺と言ったストーリーが大胆極まりない。
それ以外にも脚本がどんどん展開させていく話で、観ていて飽きない。
基本的にジェンマが罠に嵌められて窮地に陥るストーリー展開は、面白いと感じないのだが
本作は結構早い段階から復讐一直線と化していた所が個人的に好みであった。
色々と趣向を凝らした脚本と、イタリアらしからぬ背景も含めてオススメの一品である。
トニーノ・ヴァレリは良い映画作るね。
こりゃ早く「ミスター・ノーボディ」を観るべきだな。