「クイック&デッド」
原題:THE QUICK AND THE DEAD
1995年 米 107分
■監督:
サム・ライミ
■出演:
シャロン・ストーン
ジーン・ハックマン
ラッセル・クロウ
レオナルド・ディカプリオ
ランス・ヘンリクセン
●あらすじ
鬼才サム・ライミが挑んだ、シャロン・ストーンを主演に女ガンマンの活躍を描いた西部劇。
寂れた田舎町リデンプションは、年に一度の早撃ちトーナメントの開催を明日に控え俄に活気づいていた。
町にやって来た女ガンマン、エレンも勢いからその戦いに参加することになるが、彼女には真の目的がある。
トーナメントの開催者である悪名高き市長のヘロッドを見るエレンの瞳には復讐の炎が燃え上がっていた……。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
ハリウッド版マカロニ。
流石サム・ライミとも言うべき中々の傑作。
シャロン・ストーンは最初と最後だけ格好良いが、中盤は目が泳いでいるシーンが多かった。
弱さを描いているシーンが中盤の話なのかも知れないが、そう言えばマカロニにはそんな弱さってほとんど無かったよな。
シャロン・ストーンのお色気封印とか言われているが、実際はそんなことなく
誰彼構わずファックしまくり、ラッセル・クロウ戦ではおっぱい丸出しで頑張っている。
まあ本作ではシャロン・ストーンは脱がなくても良かったと思うけどね。
早撃ちトーナメントもテレビ・ゲーム感覚で進行し、完全に娯楽に徹しているのが素晴らしい。
各キャラクターもゲーム的なのも正に娯楽映画。
やっぱりハリウッドでマカロニやられると、本物のマカロニはきついなあって感じだね。
最近の俺的には、こういったハリウッド製マカロニが一番観たい西部劇なのかも?
ラストの戦いもビックリさせられたし、とにかく満足しました。