「湘南爆走族II 1/5 LONELY NIGHT」
1987年 日本 52分
■監督:
西沢信孝
■声の出演:
塩沢兼人
山口健
佐藤正治
目黒裕一
郷里大輔
鶴ひろみ
冨永みーな
屋良有作
冨沢美智江
よしださとし
●あらすじ
単車のらせりゃ関東一!
手芸のえっちゃんこと江口洋助は、ご存知“湘南爆走族”の二代目リーダーだ。
その江口にホレる女が現れた。
だがその娘は“地獄の軍団”メンバーの元彼女だったことから抗争へと発展!
信じなければならぬもの、そして男たちの誇りを賭けて、どしゃぶりの雨の中で江口と権田のタイマンが始まった。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
湘爆で一番好きなキャラクターは、権田だ。
その権田エピソードの中でも一・二を争う格好良い話が、1/5 LONELY NIGHTだ。
雨の中の本気のタイマンは、権田の強さを浮き彫りにすると共に、悲しい喧嘩でもある。
本エピソードを見ると、権田と江口の二人は卒業後は仲良くダチ付き合いしてそうな気がする。
きっと30くらいになったら、仲良く付き合ってるのかもねって気がする。
ちなみに権田エピソードで次に好きなのは、津山さんがバイトにくる話かなあ。
1/5 LONELY NIGHTの後に原沢の渚さんエピソードがあり、全体的に熱い作りになっている。
そう言えば出だしは権田のこけたエピソードだったな。
あれの江口のでかい権田お面も大好きだなあ。
トータルで好きなエピソードばかりで構成されているが、ラストだけは納得がいかない。
都志子が泣きながら語った江口との夢を、何も津山さんと再現している所を
都志子が見ちゃうような改変にしなくてもいいじゃん。
あれじゃあ、なんぼなんでも都志子が可哀相過ぎる。
原作のようにさらっと二人の姿を寂しげに見詰めるくらいで丁度良かったと思うんだが。
ここだけは納得がいかない点だねえ。