レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

カンフー東方見聞録

2021年11月07日 21時34分01秒 | 功夫/空手/武侠片

「カンフー東方見聞録」
原題:馬哥波羅/Marco Polo
1975年 香港 103分
■監督:
 張徹(チャン・チェ)
■出演:
 傅聲(アレクサンダー・フーシェン)
 リチャード・ハリソン
 戚冠軍(チー・クワンチュン)
 唐炎燦(ブルース・タン)
 梁家仁(リャン・カーヤン)
 劉家輝(リュー・チアフィ)
 郭振鋒(フィリップ・クォック)
 王龍威(ワン・ロンウェイ)
 黄家達(カーター・ワン)

●あらすじ
ショウ・ブラザースが手掛けた、アレクサンダー・フー・シェン主演の本格カンフーアクションをDVD化。
元王朝の中国を訪れたマルコ・ポーロは、フビライの命により3年間の地方視察の旅に出る。
その後大都に戻った彼はフビライの暗殺未遂事件に遭遇し…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
リチャード・ハリソン演じるマルコ・ポーロが悪の大帝国モンゴルのフビライ・ハーンの配下になり中国人を弾圧する話。
香港映画からするとマルコ・ポーロもそんな扱いかあと思ってたら
事実だったみたい!
こちとらマルコ・ポーロとか言われても、ファミコンの「東方見文録」くらいしか知らなかったからなあ。
しかも絵はなんきんだと思ってたら、それも違ってた。
さてそんな勘違いをのぞいても、本作はキャストが豪華である。
特に敵の3勇士の面子が凄く、梁家仁を筆頭にいつもの王龍威と、悪役は珍しい劉家輝である!
いつもの坊主頭ではないからこれもまた新鮮。
さらに主人公側は傅聲、戚冠軍と4人出てくるが、この4人がそれぞれ拳法の特訓をして強くなり
特訓の成果を生かして強敵に勝つ辺りは、後のジャッキーの功夫映画のようなスタンダードさを見せてくれるが
こういった流れはショウブラでは珍しいので、新鮮だった。
思うにタイトルもマルコ・ポーロだし、外人使うしでショウブラとしては冒険してる映画なのかな?
それだけに面白さも十分でしたよ。
そう言えばリチャード・ハリソンて聞いたことあるなあと思ってたら、
最初はイタリアでマカロニ・ウエスタンに出ていて、80年代は香港のフィルマークでニンジャ映画に一杯出てた奴だった。
このキャリアは骨の髄までレレレなヤツだなあ。
コメント
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