
「悪魔の赤ちゃん」
原題:IT'S ALIVE
1974年 アメリカ 91分
■監督:
ラリー・コーエン
■出演:
ジョン・P・ライアン
シャロン・ファレル
ジェームズ・ディクソン
ウィリアム・ウェルマン・Jr
●あらすじ
フランクとルノールの間に待望の2人目の子供が産まれた。
しかしその赤ちゃんは、悪魔のような姿と驚異的な生命力を持った異様な生物だった。
赤ちゃんはお産に立ち合った医師、インターン、看護婦らを全て惨殺し、分娩室から姿を消す。
警察は当初新生児がこの事件起こしたとは思わなかったが、
その日から獣のような牙と爪による惨殺事件が次々と起こり、
ついに警察は赤ちゃんを包囲網にかける事を試みるが。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
大昔のレンタルビデオ屋に、よくVHSで置いてあったよね。
昔のレンタルビデオ屋であのWBの青いVHSは、面白さを保証するパッケージに見えたなあ。
良くWBってだけで内容良く知らないのに借りたこともあったなあ。「ニュー・ジャック・シティ」とか。
ただ今だに借りておけばよかったなあと後悔しているのが「ゴースト・イン・京都」
興味はあったのに結局借りたことはなく、その後DVD化もされていないようだから観る機会無し。
いつか観れればいいなあ。
本作も存在は知っていたが観ていなかったシリーズ。
今回やっと観てみたけど、1974年制作と考えれば手堅い作りのホラーで中々面白かった。
この脚本で1980年代に作られていたら、さぞかし化け物チックな映画になっていただろうなと思った。
考え方や映像・音楽などはいかにも1970年代前半って感じなので、その辺に馴染みがある人なら問題ないだろう。
それと本作を監督したラリー・コーエンと言う人。調べると色々と興味深いね。
「空の大怪獣Q」や「地獄の殺人救急車」を監督したのみならず、「続・荒野の七人」や「刑事コロンボ」
「探偵マイク・ハマー 俺が掟だ!」にさらには「マニアック・コップ」シリーズ
及び大傑作だった「フォーン・ブース」の脚本まで書いていたとは、かなりの才人だねこの人!
ただし、レレレ的にはかも知れんが!