「刑事物語 くろしおの詩」
1985年 日本 106分
■監督:
渡邊祐介
■出演:
武田鉄矢
あいはら友子
大友柳太朗
植木等
三波春夫
野口貴史
石橋蓮司
吉田拓郎
大仁田厚
ガッツ石松
サンダー杉山
長門勇
関口宏
●あらすじ
高知中央署の片山刑事は、犯人を列車で護送中、
腹を押さえて苦しむ妊婦を助けようとする隙に犯人に逃げられてしまった。
幸い犯人はすぐ捕まったものの、片山はこの失態で免職処分を受けてしまう。
失業した彼は、署長の植田の紹介でキャバレーに再就職することに。
慣れない水商売に悪戦苦闘する片山だが、ある時店内でのけんか騒ぎを得意の拳法で収め、
その腕を買われて山梨組組長、山梨剛造の杯を受けることになるのだが……。
(WOWOWオンラインより)
★感想など
今まで一番面白いと感じた。
脚本がしっかりしていて、ドラマ部分に無理が無いのが観易く感じたのと
功夫・コメディ・シリアスの各要素が、丁度良いバランスで融合している感じなので、娯楽作として安心して観る事が出来るた。
などと思っていたら、何とシリーズ5作のうち、本作だけ武田鉄矢が脚本に関わっていなかったらしい。
まあだからと言う事は無いと思えるが。
武田鉄矢自身は、大好きな坂本龍馬を絡めたり等ノリノリだったかも知れないね。
全体的に言う事はないのだが、本作はヒロインが妊婦だったと言うのがいつもと違っていたかな。
「寅さん」シリーズのようなマドンナとの恋と言うよりかは、ヒューマンドラマの要素が色濃く出ちゃう感じになり
実際そんな感じで、恋愛要素ではなくイイ人の話みたいになっているのだ。
まあそんな事を置いておいても、角刈りやくざ役の大仁田厚を楽しみつつ鑑賞するのが吉でしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます