レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

傷だらけのメロディー

2011年06月28日 23時28分50秒 | アクション

「傷だらけのメロディー」
原題:義蓋雲天/A HEARTY RESPONSE
1986年 香港 90分
■監督:
 羅文(ロウ・マン)
■出演:
 王祖賢(ジョイ・ウォン)
 周潤發(チョウ・ユンファ)
 呂方(ロイ・フォン)
 鄭則仕(ケント・チェン)

●あらすじ
刑事のボンは相棒の新米刑事と共に、スーパーで麻薬犯を捕まえようとしていた。
だが、相棒が万引き犯の女性を追いかけたために麻薬犯には逃げられ、
彼女コンサンは怪我をした上に記憶喪失になってしまう。
ボンは彼女をアパートに連れて帰るが、実は記憶喪失というのは不法入国で捕まることを恐れた彼女の芝居だったのだ……。
(videomarketより)

★感想など
これはジャンルが難しい作品だねえ。
ラブ・ストーリーとも言えるし、アクションともサスペンスとも言える。
正に当時の香港映画お得意の、ごった煮映画だ。
一応ベースにあるのがラブ・ストーリーな感じなんだけど、その上にデコレーションされている
アクション等は、のっぴきならないくらいのレベルなスタントだ。
製作会社に見覚えがないから、どこかの独立プロ作品なのかも知れんが
結構スタントが無茶し過ぎな感じで、観ているこちらがハラハラしてしまう。
ラブ・ストーリーとして見ても、中盤からジョイ・ウォンとユンファが恋愛関係になってからは楽しくなってきたのに
ジョイ・ウォンを不法入国させたヤクザが登場してからはハード一辺倒。
殴られる・蹴られて吹っ飛ばされるは当たり前で、背中に刺青彫られた挙句強姦されるシーンは
かなり強烈にショッキングなシーンだった。
田舎から出てきた処女の娘が、こんな目に遭ったら一生トラウマもんだろうよ。
色々と強烈な映画であったが、最後のジョイ・ウォンの仕打ちばかりが強く印象に残った作品だった。
でも流石に香港映画が黄金時代だっただけあって、ラブ・ストーリー的な映画でも楽しく観る事が出来た。
これを機に、もっと他の香港ラブ・ストーリーを観てみようという気になったよ。
でも他にもこの主演二人が共演してる映画って山のようにあるんだよねえ。
そりゃまあ、当時は二人とも大人気だったけどね。

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