レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

スルース

2012年08月07日 23時34分12秒 | ミステリー/犯罪

「スルース」
原題:SLEUTH
2007年 米 89分
■監督:
 ケネス・ブラナー
■出演:
 マイケル・ケイン
 ジュード・ロウ

●あらすじ
ローレンス・オリヴィエとマイケル・ケインの競演で72年に映画化されたアンソニー・シェイファーの傑作戯曲を、
マイケル・ケインとジュード・ロウの競演で再映画。
ひとりの女を巡って、夫である初老の推理作家と浮気相手の若い俳優が、
互いに罠を張り巡らせ危険な心理戦を繰り広げるさまをスリリングに綴る。
今回はローレンス・オリヴィエが演じた夫役にマイケル・ケイン、
そのマイケル・ケインがオリジナルで演じた若い男をジュード・ロウが演じる。
監督は「ハムレット」「魔笛」のケネス・ブラナー。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
オリジナルのマイケル・ケインが、リメイクで違う役を演じる。
そういったの大好き。
でも上映時間の短さを訝しみつつ観始めたが、こりゃ駄目だ。
しいて言うなら、ハリウッドでリメイクすると駄目だ。
ハリウッド映画って、微妙な心の機微とかが全然描けない。
そこがオリジナルの素晴らしい所だったのに、その点を殆ど削り落とし
代わりにぶっこんだ要素が、下ネタ・バイオレンス・下品・ゲイだった。
ハリウッドで映画を作るとこうなるよと言う、良い見本かも知れない。
70年代的怪しさに満ちて最高だった屋敷内部を、ハイテク現代風にアレンジした所は期待出来たのになあ。

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