レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ドラゴン・コップス 微笑(ほほえみ)捜査線

2022年03月17日 12時57分44秒 | コメディ

「ドラゴン・コップス 微笑(ほほえみ)捜査線」
原題:不二神探/BADGES OF FURY
2013年 中国 98分
■監督:
 王子鳴(ワン・ヅーミン)
■出演:
 李連杰(ジェット・リー)
 文章(ウェン・ジャン)
 劉詩詩(リウ・シーシー)
 柳岩(リュウ・イエン)
 陳妍希(ミシェル・チェン)
 呉京(ウー・ジン)
 梁小龍(ブルース・リャン)
 梁家仁(リャン・カーヤン)
 馮克安(フォン・ハックオン)

●あらすじ
「ウォーロード/男たちの誓い」のジェット・リーが、
「海洋天堂」で息子役を演じたウェン・ジャンを再び共演に迎えて贈るアクション・コメディ。
香港を震撼させるセレブ連続殺人事件の謎を追うベテラン刑事と新米刑事の凸凹コンビが繰り広げるハチャメチャな捜査の行方を、
迫力のカンフー・アクションと共にコミカルに描く。
香港では奇怪な死を遂げる有名スター・セレブたちが相次ぎ、巷を震撼させていた。
この不可解な事件の捜査に当たるのは、穏便に定年の日を迎えようとしているベテラン刑事のホアン・フェイホンと
女好きなチャラ男新米刑事ワン・プーアルの凸凹コンビ。
やがて、犠牲者の葬儀に必ず顔を出していた売れない映画女優リウ・チンシュイが容疑者として浮上してくるが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
結構面白かったよ!
王晶(バリー・ウォン)とかが良く監督していたような、バカバカしいコメディ映画。
李連杰(ジェット・リー)の役名が黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)のもじりで
初登場シーンで将軍令を流す辺りとかもね。
ジェット・リーがウォン・フェイフォンのセルフ・パロディやるのって
「レジェンド・オブ・フラッシュ・ファイター」でもやってたね。
そんなコメディに功夫シーンを盛り込むのはサモ・ハン作品ぽいが、
功夫シーンがワイヤーとスローモーションを多用し過ぎて全然迫力が無いのがヒドク残念。
せっかく動作設計は元奎(ユン・ケイ)を呼び、李連杰VS呉京、李連杰VS梁小龍と言う夢のカードも実現してるのに。
こういった作りにしているのはプロデューサーの崔寶珠(チュイ・ポーチュウ)の意向なのかな?
梁小龍が出演しているのも崔寶珠繋がりなのかなと思ったし。
まあどちらにしても共演陣も豪華だし、ストーリーもなんとなく進んでいくので香港映画好きならオススメかな。
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『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』 第11話「トリントン攻防」

2022年03月16日 13時00分22秒 | アニメ

『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』 第11話「トリントン攻防」
2016年 日本 24分
■声の出演:
 内山昂輝
 広橋涼
 下野紘
 戸松遥

 ナレーター
 池田秀一

●あらすじ
砂漠を旅したバナージは連邦軍に家族を殺されたジンネマン達の悲しい過去を知り、
『ラプラスの箱』をより良く使う方法を探るべく新たな情報が開示される場所、トリントン基地へ向かうことを決意する。
そのトリントン基地への攻撃をフロンタルに進言するロニ。
彼女は地球連邦首都ダカールを襲撃したシャンブロのパイロットだった。
一方、リディはデルタプラスでブライト艦長が指揮するラー・カイラムに合流する。
そのラー・カイラムにトリントン基地が襲われたとの報が入る。
ジオン残党軍がカークスの呼びかけで結集したのだ。
シドニー新湾に現れたシャンブロは無差別に市街地を破壊しながら進撃。
ジオン残党の怨念がロニを殺戮に駆り立てていた。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
あれ? 何でバナージは敵と一緒に行動してるんだっけ?
ここ最近の話が全く頭に入っていないせいか、ストーリーが全然分からなくなってきた。
とりあえず緑のズゴックは格好いいね。
ただそれもあって出てくるMSが、全部ガンダムMSVみたいなのはわざとかなあ?
時代が新しいんだか古いんだか良く分からないね。
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大魔神

2022年03月15日 19時19分34秒 | 特撮

「大魔神」
1966年 日本 84分
■監督:
 安田公義
■出演:
 高田美和
 青山良彦
 藤巻潤
 五味龍太郎
 遠藤辰雄
 橋本力

●あらすじ
戦国の世、丹波の国で謀反が起こった。
前主を弑した左馬之助は、過酷な労役を領民に課し、さらには村の守り神たる魔神像をも破壊しようとした。
だが、額にくいを打ち込んだ途端、
突如として山崩れが起こり、作業にあたっていた人足たちは土砂に呑み込まれてしまう。
左馬之助は魔神像の破壊をあきらめたが、前主の係累に対する追求はやめなかった。
忠文の妹・小笹は、唯一の心の拠り所、魔神像に助けを求めるのだったが……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
子供の頃観て以来かな。
でも結構覚えてたりするのは、やっぱり印象が強いからだろうね。
ラストに魔神が出てくるまではずっと時代劇のため、子供の頃は割と退屈だった。
大人になった今観るとそのドラマ部分も結構楽しく観れるんだけどね。
悪の家老役に「仁義なき戦い 代理戦争」等でもお馴染みの遠藤辰雄が出てたりするし。
そんなこんなで大魔神登場まで引っ張り、クライマックスはこれぞ特撮と言わんばかりの名シーンの数々!
特撮技術もさることながら、大魔神自体も素晴らしい。
腕を振り上げて顔が一瞬で変わるのは、子供時代なら必ず真似するだろうが
それよりも大魔神の中に入って演じている橋本力と言うお方。
この人の目の演技力が凄まじ過ぎる。
大魔神の表情は固定化されているが目の部分だけは役者の目を使っている。
この目の表情が実に怖い!
正に怒りの大魔神って感じで、本作でも一旦動き出した大魔神はもう止められないって感じの大暴れ。
悪人を倒したのに、そこで終わらない大魔神にあたふたし何とか止まってくれと人々が懇願するところも
人間の望み通りではない正に神様って感じで最高だった。
やっぱり「大魔神」は名作だね!
なお大魔神に入っている橋本力さんはこの後「妖怪大戦争」の悪役ダイモンの中にも入り
その後勝新太郎の命令で香港に渡り「ドラゴン怒りの鉄拳」の適役を演じたのは有名な話。
さらに「ドラゴン怒りの鉄拳」のラストで橋本力がブルース・リーに蹴られて吹っ飛ばされるシーンで
橋本力さんのスタントを演じたのは、まだスタントマン時代のジャッキー・チェンなのも
これまた有名な話ですね。
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空手バカ一代

2022年03月14日 12時56分28秒 | 功夫/空手/武侠片

「空手バカ一代」
1977年 日本 91分
■監督:
 山口和彦
■出演:
 千葉真一
 室田日出男
 本郷功次郎
 石橋雅史
 夏樹陽子
 内田朝雄
 ミスター珍
 エディ・サリバン
 スネーク奄美
 米村勉
 鶴見五郎
 リップ・タイラー

●あらすじ
時代は昭和30年代、猛牛を一撃で殺し、熊にまで挑戦した大山倍達の凄まじい破壊力を恐れた日本の空手界は、
彼を“ケンカ空手”“売名家”と決めつけ、破門した。
そんな大山に目をつけたプロモーターが大山に、沖縄にわたってプロレスの試合を行うよう勧める。
借金に苦しめられていた大山はやむなく承諾、同行者に、これまた金に困っていた講道館の鬼・藤田修造六段がいた。
プロモーターは二人をグレート・山下と名乗るプロレスラーに紹介した。
山下は沖縄のGI相手に“悪役”の異名を持つショーマンだった。
巨漢レスラー相手に善戦した二人だったが、反則がとびだすや、藤田が血を吹いて倒れた。
怒った大山は相手の一人の目を突いた。
大山の活躍とはうらはらに、興行者や外人観客は怒り、試合はめちゃめちゃになった。
山下らは金儲けのために対日感情を利用した八百長試合を組んでいたのだった。
契約違反に問われた二人は興行を続けるハメに陥り、その都度、横暴な外人プロレスラー相手に怒りをぶちまけ続け、
その結果、沖縄の興行を牛耳っている暗黒組織のボスから命を狙われるようになる…。
(日本映画製作者連盟より)

★感想など
前2作から時間が経ったせいか、随分と赴きが違う作風になっていた。
と言うよりほとんど別物と言ってもいいくらいで、内容を一言で言うと
香港映画版「沖縄やくざ戦争」って感じでした!
まず前2作に出ていた多岐川裕美も大山倍達も出ていないため
千葉真一の大山倍達感がかなり薄い。と言うか大山倍達である必要がなくなっている。
ストーリーの方は一言で言うと大山倍達が沖縄に渡り、相変わらず譲ることの出来ない性格から
現地のやくざと揉めることとなり、自身が関わった人たちが次々と死んでいくという、死神のようなキャラにされている。
そんな脚本を香港映画のような映像で彩っているのだ!
冒頭に空手道場に乗り込んでいき百人組み手を行うシーンは、
まるでブルース・リーの「ドラゴン怒りの鉄拳」のようだし
ラストにやくざの親分の邸宅に乗り込むのだが、この邸宅が同じくリーの「死亡の塔」みたいな雰囲気のあげく
なんとクライマックスでは
「燃えよドラゴン」の鏡の間を再現しているのだ!
ご丁寧に音楽まで本家に似せているこのシーンは、完全にブルース・リーへのオマージュ。
大山倍達の話と思うとスカされるが、香港功夫映画や東映カラテ映画が好きな人には満点な出来ではないだろうか!
ただ劇中で大山倍達が「正義をともなわない力は暴力なり。力をともなわない正義は無力なり」の台詞を言うが
それって「少林寺拳法」の宗道臣の名言だぞ!
まあ千葉真一は本作の前年に「少林寺拳法」で宗道臣役を演じてるけどね。
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けんか空手 極真無頼拳

2022年03月14日 12時55分57秒 | 功夫/空手/武侠片

「けんか空手 極真無頼挙」
1975年 日本 87分
■監督:
 山口和彦
■出演:
 千葉真一
 多岐川裕美
 室田日出男
 石橋雅史
 由利徹
 中島ゆたか
 添野義二
 大山倍達

●あらすじ
“けんか空手”で一躍その名を轟かせ、猛牛を手刀一拳で仕留めて“牛殺し”の異名をも持つ大山倍達。
だが彼は、関係者たちの非難を浴び、空手界から孤立した。
――それから数年後、ひとり山で修行を積んだ大山が戻ってきた。
修行の成果を知るために、錬心館に試合を申し込む大山。
だが、館長の竜道寺重成に申出を断られた挙句、竜道寺門弟達の襲撃にあい、空手界から追放されてしまう。
自暴自棄になる大山は、酒場で昔の仲間・木村と再会。
今では暴力団のボスとして縄張りを持つ木村の用心棒として、キャバレーに入り浸るようになる。
そんな中、恋人・智八子や、大橋・小鶴というサギ師二人との出会いにより、彼は再び空手道を突き進むことに。
だがその道は、竜道寺との因縁の対決、果てはヒグマとの対決へと続いていた――!!
梶原一騎・影丸譲也原作の「空手バカ一代」をベースに、
極真空手の生みの親・大山倍達の波乱に満ちた半生を描いた「けんか空手 極真拳」の第2弾。
アクションスター・千葉真一が、再び大山倍達役に体当たりし、今度はヒグマとのド迫力のガチンコ対決を魅せる!!
さらに多岐川裕美、由利徹、石橋雅史、室田日出男らが前作に続いて競演する他、
中島ゆたか、湯原昌幸ら多彩なキャストも結集。
(東映ビデオより)

★感想など
前作からの直接的な続編って感じ。
登場人物や作品の雰囲気等がね。
ストーリー的には前作と似たようなもので、多岐川裕美とは相変わらずくっつかないし
今回は牛ではなく熊と戦うしで、本当に伝記物なのだろうかと考えてしまうが
逆にこれは伝記物ではなく、「空手バカ一代」と言う漫画原作の映画と思った方がいいんだろうな。
何せ原作が梶原一騎だしな。
影丸譲也は絵を描く担当なのかな?
確か影丸譲也って、少年マガジンとかに「八つ墓村」の漫画を連載してたんだっけ?
でその漫画を読んだ角川春樹が横溝正史ブームを仕掛けて「犬神家の一族」に繋がると。
そう考えるとやっぱり石坂・金田一を全部観ようかな。
映画としても全部は観てないし、原作も読んでないのがいくつかあるけどね。
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