レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

探偵神津恭介の殺人推理2~影なき女~

2022年05月11日 13時01分25秒 | ミステリー/犯罪

「探偵神津恭介の殺人推理2~影なき女~」
1985年 日本 91分
■監督:
 野田幸男
■出演:
 近藤正臣
 大和田獏
 飯干恵子
 原田大二郎
 金沢碧
 比企理恵
 ひし美ゆり子
 MIE

●あらすじ
明智小五郎、金田一耕助とともに、日本を代表する名探偵・神津恭介の活躍を描いた人気シリーズ第2弾。
二億円のダイヤをめぐる密室殺人事件の巧妙なトリックに神津恭介が挑む。
政財界の黒幕で、サラ金社長の森島(滝田祐介)が宝石の商談中に殺され、二億円のダイヤが盗まれてしまう。
その場に同席していて、事件直後に姿を消していたマキと名乗る女(MIE)が怪しまれたが、現場は完全な密室状態。
インタビューのため、現場に居合わせたルポライターの研三(大和田獏)は、
大学教授で推理の天才・神津恭介(近藤正臣)に相談をしようとしたとき、マキとそっくりなモデルがテレビに映った・・・。
(ファミリー劇場より)

★感想など
近藤正臣主演による名探偵・神津恭介シリーズの第二弾。
前作より近藤正臣が画面に出ている時間が増えていたね。
相変わらず大和田獏がウザイのが難点。
神津妹も叶和貴子から飯干恵子に変更されているが、叶和貴子の方が透明感があって良かったなあ。
大和田獏の兄役も原田大二郎に変更されていたけど、こちらはハマリ役だった。
本作は原作読んだことないんだけど(と言うか高木彬光はほとんど読んでないな)
ドラマとしては前作よりシンプルな作りになっていて、観やすい感じだった。
本格ミステリー好きには堪らん”密室”を扱っているけど、トリックの謎解きちゃんと描いてなかったよ!
ラストは事件関係者を集めて名探偵が犯人を言い当てるとか定番だけど、今もこういった描写はしてるのかな?
まあやっぱり天地茂の美女シリーズが頭をよぎって比較するのは、どうしても良くないと分かっているのだが
またぼちぼち続きを観ていくとするかな。
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム

2022年05月10日 13時16分30秒 | SF/ファンタジー

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」
原題:SPIDER-MAN: NO WAY HOME
2021年 アメリカ 148分
■監督:
 ジョン・ワッツ
■出演:
 トム・ホランド
 ゼンデイヤ
 ベネディクト・カンバーバッチ
 ジョン・ファヴロー
 ジェイコブ・バタロン
 マリサ・トメイ
 アルフレッド・モリナ
 ジェイミー・フォックス
 ウィレム・デフォー
 トーマス・ヘイデン・チャーチ
 リス・エヴァンス
 アンドリュー・ガーフィールド
 トビー・マグワイア

●あらすじ
トム・ホランドが主演を務める“スパイダーマン”シリーズ三部作の完結編となるアクション・アドベンチャー超大作。
ドクター・ストレンジによって“マルチバース”の扉が開かれ、
過去シリーズに登場したヴィランたちとの対峙を余儀なくされたスパイダーマンの運命を描く。
共演はゼンデイヤ、マリサ・トメイら、ベネディクト・カンバーバッチ。
ミステリオとの戦いによって、スパイダーマンの正体が自分であることを暴露されてしまったピーター・パーカー。
普通の生活を送れなくなってしまったばかりか、MJや親友のネッドにも被害が及び、
ピーターはかつて一緒に戦ったドクター・ストレンジに助けを求める。
そこでドクター・ストレンジはスパイダーマンの正体に関する記憶を全世界から消す呪文を唱えるのだったが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「アベンジャーズ/エンドゲーム」 に続くクソ脚本。
と言うかドクター・ストレンジの設定がイカンのだな。
時間は戻すわ、皆の記憶は消すわ、やりたい放題。
本作だって世界中に0点のテストがばれてしまったのび太がドラえもんに何とかしてよって言ってるのと同じでしょ。
と言うのもさておき、色々出てきたね。まずサム・ライミ版「スパイダーマン」は昔全部観た。
その後リブートされた「アメイジング・スパイダーマン」は観ていない。
また同じ話かよと思ったので。
最後に出てきた「ヴェノム」も観てない。
いつまでもスパイダーマンの権利に固執するソニーの姿勢が嫌いだから。
でもその内観てみようとは思っている。
3人スパイダーマンが揃って会話するシーンとかは中々面白かった。それぞれキャラが違ってて。
だけど最後の戦いは誰が誰やらなのでイマイチ。
と言う訳でわが道を行っていたマーベルが、DCの真似をして始まったマルチバース。
新旧スパイダーマン祭りな本作は良いが、この後はどうやっていくんだろうか?
とりあえず過去のがあるのって「X-MEN」とか「ブレイド」くらい?
良く分からないけど、トム・ホランド版”新”スパイダーマン三部作とか
「アメイジング・スパイダーマン3」の話も出てるみたいだね。
まあそういうのもアリかもね。
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悪漢探偵

2022年05月09日 19時03分41秒 | アクション

「悪漢探偵」
原題:最佳拍档/ACES GO PLACES
1982年 香港 94分
■監督:
 曾志偉(エリック・ツァン)
■出演:
 許冠傑(サミュエル・ホイ)
 麥嘉(カール・マッカ)
 張艾嘉(シルヴィア・チャン)
 石天(ディーン・セキ)
 徐克(ツイ・ハーク)
 韓國材(ハン・クォツァイ)

●あらすじ
サム(サミュエル・ホイ)は悪の組織(マフィア)からダイヤを華麗な手さばきで強奪する通称『キングコング』を名乗る男。
相棒のジョー(ディーン・セキ)と組んでいた。
当然悪の組織に狙われ、その組織の一味で大悪党の「白手袋」の逮捕に全力を注いでいる
刑事コージャック(カール・マッカ)と手を組んでマフィアと対戦する事に。
(Wikipediaより)

★感想など
香港映画史を語る上で絶対に外す事は出来ない作品。
大昔から存在を知っていて、15年近く前に全5作のDVD-BOXを買っていたであろうに、今更観始めました。
香港で82年の年間興行収入第1位になり、当時の香港映画界をあっと言う間に
功夫映画から現代アクション映画にトレンドを変える程の影響を与えただけあって、相当に面白かった!
当時としては珍しいメカとか兵器・装置などを駆使したアクションの数々。
カー・スタント等も含めて、どちらかと言うと「007」のようなノリが感じられる。
まあスパイとか出てくるし、きっと香港版007みたいな企画で始まったのだろう。
それを香港映画界では鉄板のコメディをベースとし、さらに色々なシーンをテンポ良く繋いでいくため
沢山の話が次々と展開されて飽きさせない。
主人公3人のキャラクターも魅力的で、彼らトリオの絡みも十分面白い。
これは大ヒットするわと納得出来る面白さ。
本作を観ると、この数年後にサモ・ハンやジャッキーがいかに影響を受けているかが分かる。
本作の冒頭に出てきたデバートってもしかしてジャッキーが「ポリス・ストーリー/香港国際警察(1985)」で暴れたとこ?
とか、カー・スタントの数々も、後にサモ・ハンが「大福星(1985)」でパクってない?
とかそんな見方をしちゃったりしてそれも楽しめる。
とにかく香港映画黄金時代の名シリーズとして観る価値多いにアリですな!
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ヒッチャーII 心臓“完全”停止

2022年05月09日 13時01分05秒 | ホラー

「ヒッチャーII 心臓“完全”停止」
原題:THE HITCHER II: I'VE BEEN WAITING
2003年 アメリカ 92分
■監督:
 ルイス・モーノウ
■出演:
 C・トーマス・ハウエル
 カリ・ウーラー
 ジェイク・ビューシイ
 ショーン・ジョンストン

●あらすじ
15年前、テキサス州で殺人鬼のヒッチハイカーを乗せてしまったために未曾有の恐怖を味わったジム。
彼は現在、警官として働いているが、今でもそのトラウマを払拭できずにいた。
そんな時、ジムはある事件で犯人を射殺。
しかし、それが過剰防衛と見なされ、仕事をクビになってしまう。
その原因が例のトラウマにあると考えたジムは、恋人のマギーを連れてかの地を訪れることに。
その道中、彼らはジェイクというヒッチハイカーを乗せた。
ところが間もなく、彼は逃亡中の殺人犯であることが判明する…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
面白くない脚本だった。
続編として苦労しているのが良く分かる脚本で、冒頭はちょっと期待させてくれた。
前作とは違う展開になるかと思ったのだが、それを今回から出てきた主人公の彼女が引っかきまわしてくれる。
この女がとにかくムカつくやつで、主人公の気持ちや意見をまるで聞かず自分が正義なやつ。
一つ一つの行動に全く共感できないうえに、”ヒッチハイク乗せるな”の看板を無視して怪しい奴を車に乗せる。
挙句個人情報をぺらぺら喋りまくって情報を全て与えて、前作と同じストーリーになると言うダメ展開。
80年代のホラーブームには良くあった、無理矢理続編の典型みたいな映画だね。
これなら正直作らなくても良くないってくらいの内容。
本作のヒッチハイカーは、前作の犯人が悪霊となって憑りついたのか、別人なのか最後まで分からないし。
しかも前作の事を全く知らないはずのヒロインが、ラストで前作のトレーラー拷問と同じことをヒッチハイカーにして
「15年前に少女にしたことを覚えてる?」と言っちゃったりする、ダメ脚本。
観客が知っている事と、劇中の登場人物が知っている事はイコールではないことを、この脚本家は知らないらしい。
と言った感じの続編です。
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霊幻道士 第二巻

2022年05月06日 12時56分28秒 | ホラー

「霊幻道士 第二巻」
原題:僵屍道長II/VAMPIRE EXPERT II
1996年 香港 95分
■監督:
 蕭鍵铿(ジョセフ・シウ)
■出演:
 林正英(ラム・チェンイン)
 孟海(マン・ホイ)
 商天娥(キキ・ション)
 文頌娴(アニー・マン)
 林文龍(ラム・マンロン)

●あらすじ
1985年に公開され一大ブームを巻き起こした「霊幻道士」の正統派続編といえるTVシリーズ第2巻。
映画では描ききれなかった部分を余す所無く映像化。
両腕を前に突き出し、両足を揃えてピョンピョンと跳ねて歩くキョンシーの得意なスタイルは本作でも健在。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
パート2のTVシリーズ第二巻。
意外とキョンシーが出てくると言うか、活躍するなあと言うのが率直な感想。
前シリーズではほとんどキョンシー出てこなかったからね。
そう考えるとこのシーズン2は、ラム・チェンインの道士像も数々の法術も
映画版に近いので安心して観る事が出来る。
こちらが先に日本でDVD化されたのも分かるね。
と言った訳で以外に続きが気になるTV版「霊幻道士II」
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