★武雄市長物語、昨日は 『F&B良品 がスタート』だった。
今回は、「情報」を通じたつながり(ソーシャルネットワークサービス)から、「モノ」を介したつながり(ソーシャルビジネスネットワーク)に挑戦することにしました。
目的は3つ。地域の所得向上、武雄の情報発信、武雄スタイルの確立。
目標は、向こう3年で千品。年商10億円です(ま、無理かな。)。
あとは、記者会見をご覧ください。
と書かれている。 F&B良品とはとブログの最後をこのように締めくくっている。
武雄市は、このF&B良品(楽しく(FUN)&買う(BUY))で、1つのロールモデルを作るつもりでいます。これが全国に広がることを期待するのと同時に、重ねてですが、地域の所得向上にダイレクトにつながるように、いろんな仕掛けを行っていきます。
31分36秒の記者会見のUstreamを確りと見せて頂いての、その内容のご紹介と、私の感想である。
★まず、そのFacebookページをご覧ください。 こんなページなのです。
如何にも武雄の樋渡さんらしい『走りながら考えるスタート』で、こういうところに私はいつも共感してずっと追っかけているのである。
まだ取扱商品は2点だけである。将来何点を取り扱う積りなのかと言うと1000点、、その1000点の中で2点でスタートは、行政などの発想では出来ないのが普通である。
来月は4点、1月は8点ぐらいを考えて、将来は3年後ぐらいで1000点、10億円の年商を目指そうというのである。
その商品が、限定松坂屋佐賀極上グルメセット10500円と、特選レモングラスカットリーフ1050円の2点でスタートなのである。
松坂牛ではなくて、レモングラスをずっと販売している東京松坂屋の『極上佐賀牛』なのである。
★8月にホームページのFacebookへの完全移行をして以来、980万人の人が、Facebook ページを訪れたのが一つのきっかけになったという。
余談だが、NPO The Good Times のホームページのアクセス数は3年目で4万人なのだが、つい先日造った『異種、異質、異地域をみんな繋いで楽しい時を過ごそう』と言う私のFacebookページは1ヶ月ほどで4万人のビューなのである。
武雄のFacebookがほんの数カ月で1000万ビューになるのもよく解る。
武雄市はずっと『情報を介して人と人を繋いで』きたが、今度は『ものを介して人と人を繋ごう』というのである。
行政の『ソーシャルネットワークサービス』を更に進めて、『ソーシャルビジネスネットワーク』の展開を図ろうとしているのである。
目指す効果は、地方を元気にすること
1.地域所得の向上 2.武雄ブランドの発信 だが 地域の底力を引き上げるために、武雄に限らず、広く武雄と交流のある町の特産品などを入れていきたいというのである。
東日本大震災で被害を受けた陸前高田市の有名な醤油などは、具体的な候補としてすでに上がっているらしい。食品ばかりではなくて陶器などの有名焼き物なども考えているようだ。
企画運営は武雄市が担当するが、それぞれの分野は、広く民間や、各地の参加を呼び掛けるようである。
ホントにスタートしたばかりなのだが、
その基本コンセプトは非常に確りとしたもので、約30分の記者会見では、どんな質問にも具体的にてきぱきと応えられていて、非常にオモシロかった。
★記者会見の中でも何度も引用されていた、楽天やアマゾンのノウハウ、システムを取り入れているし、ほんの2点からスタートして、将来1000点と言う発想がいい。
進歩、進化はあっても後退はないのである。
その1000点も、5人の杉田かおるさんなどの委員が選考し、人気のないものはどんどん入れ替えて行くという。そのような民間のポイント制や注文のワンクリックなどどんどん改良を重ねるように仕組まれている。
この試みも全国初だが、世の中で初めてのことなどよく考えて計画を練っていたりしたら、何年経ってもスタートなど出来ないのである。
コンセプトさえ確りしていたら、幾らでも改善改良は出来るのである。
将来は、1商品10万円*1000商品*12ヶ月=10億円から12億円 を目論んでいるとか。
単価10万円はすでに実績のあるレモングラスの単価で、そういう実績をどんどん積み上げるので、目標の実現性もまた確率が高くなるのである。
武雄のと言うか、樋渡さんのこんなマーケッテングマインドはすでに民間のプロたちを凌駕している。
多分、これも実現すると思うが、来年夏には、
武雄市民向けに『買い物難民の特設サイト』を造ると、これは記者の質問につい答えてしまったのだが、
『牛乳が欲しい』と言うとそれを届ける。 誰が届けるのかと言うと『市の職員と市の議員さんが、帰りにちょっと寄り道して』 そうすれば市民の話も聞ける。
★ この記者会見をしている30分の間に『佐賀牛極上グルメ』は売り切れになってしまった。
そして、Facebookページの『いいね』は、25人に達するのが、普通はなかなか難しいのだが、これも50人を超えてしまっている。
今、何人が『いいね』を押しているのか解らぬが、私は210番目の『いいね』を押したのである。
Facebook のいいところは、これらの人が誰であったのか? その人はどんな人なのか? が実名である程度正確に解ることである。
実は、NPO The Good Times のFacebook の100人目の『いいね』を押して頂いたのは、ほかならぬ樋渡啓祐さんなのである。
この記者会見のUstreamの視聴者は753人だったのだが、これをリンクしてツイートしたら何人に増えるのだろうか?
こんなのチェックするのが、むやみに楽しいのである。
このF&B良品 プロジェクト、いつの日に10億の年商になるのだろうか?
何故か不思議にそんなことに無茶興味、関心があるのである。
今日は、ちょっと時間はかかったが、結構楽しいブログアップの時間であった。
★NPO The Good Times のホ―ムページです。 ★『異種、異質、異地域をみんな繋いでいい時を過ごそう』というFacebookページです。 ★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。