雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

私のアーカイブス・定年後  その2

2021-11-19 06:46:52 | 自分史

★1999年の6月まで札幌の北海道川重建機の社長を務めていたが、
 お約束通り2年間でその職を辞して三木に戻ってきた。
 
 そんなことでこの年の6月以降が私の定年以降の生活が始まったのである。
 
 これは娘のほうの次男・門野真也今はサッカーのプロ選手だが、
 まだこんなに小さかったし、家には柴犬トム・ラブがいて、
 犬の散歩が日課の一つであった。

   振り返ってみると我が家にはずっと犬がいたのだが、
 2匹いたのはこのトムとラブの時代だけである。

 

  

 それ以前には、近所に捨てられていた子犬を娘と私が拾ってきて、
 可愛がっていたのだが、ある日突然車にひかれて死んでしまったのである。
 

 これがそのコロだが、犬も若いが娘も若い。確かまだ大学生のころである。

 


 ちょうど娘の長男・門野力也が生まれた直後のことで、
 娘が悲しむものだから、産後に悪いとまずラブを買ってきたのである。
 その3日後ぐらいに、西神のそごうの犬の売り場にトムがいて可愛いいと思って、
 私が衝動買いしてきたものだから、つがいの柴犬がいたのである。

 何年かのちこんなかわいい子犬も産まれたのだが、
   これは流石に飼えなくて知人に差し上げたりしたのだが、
 血統証をつけるのに8万円ほどかかってびっくりした。

 

 
そんなことで、このトム・ラブは孫・力也と同い年で15年ほどいたのだが、
この頃は8歳ぐらいのころである。

 札幌に2年間いっていた時に三木に戻ってきたときの喜びようは、めちゃ可愛かったのである。
 そんなことで定年後の生活の中で「トム・ラブ」は結構大きなウエイトを占めていた。
 

★ このまさに定年後の始まりの時期は、私もまだ66歳で、20年以上も前のことなのだが、日記を読み返してみると
 体重は75kgで、今の体重の83kgより8kgも軽いのだが、
 運動不足で足腰が痛くて、整形外科にずっと通っている。
 整形外科の先生に「時間が出来たのだから、ストレッチでもされたほうがいい。筋肉は何歳になっても付きますよ。」
と言われてストレッチを始めたのが2000年の2月67のころである。

 毎朝の「ストレッチ」は今も続いていて、22年続いていることになる。
 お陰様で、現在は体も柔らかいし筋肉も結構ついているのだが、
 この時期はストレッチの効果はすぐには現れずに、その後も3年ほどはずっと整形外科にも通っているのだが、
 いつの間にか日記に「整形外科」が出てこなくなって、それ以来筋肉が張ることはあるのだが、ひざや腰痛とは無縁の状態が続いている。
 「ストレッチ」が効いているのだと思う。


★ 定年後と言っても、2年間は顧問料を頂いていたので、
 経済的にはこの頃が一番余裕があったのだろう。
 何にもしなくても毎月結構な額が入ってくるのである。

 そんなことで2000年にはBMWの新車を買ったりしているし、
 家内とも国内だがあちこち小旅行を楽しんでいる。

 それ以前から、私は魚が好きで、庭に池を造って鯉を買っていたのだが、
 札幌から戻って、さらに鯉に凝っている。
 日記に「鯉2匹5万円」などの記述がある。

 池にかけた費用も結構な額だったし、水を循環するポンプの電気料だけでも
 相当な額で、電気代の集金に来るおばさんがいつもびっくりしていたのである。

 

                    



 そんな鯉も2008年までいたのだが、
 この年に「鯉ヘルプス」に罹って全滅してしまったので、
 そこで諦めて池も埋めてしまったし、きれいさっぱり「」とは惜別したのである。

 


 池を埋めてしまった直後の庭はまさに埋めてしまったのだが、
 今はこんな形になっている。




 
 こんな庭の様子の変遷を見ても、生活の様変わりがよく解る。
 今でも魚は好きなので、小さな池に金魚やメダカを飼っているが、
 その出費額は鯉の時代と比べると「カワイイ」ものである。

 そんなことで、私の定年後の2年間は結構豊かな生活から始まっているのである。


★ そのころから20年以上も経って、今は88歳ということもあるのだが、
 コロナということもあって、私は殆ど金など使わない。
 毎月出ていく現金は、ジム代1000円と金魚の餌代、たまに植木を買ったりするぐらいなのだが、
 今月は、今年はじめてのゴルフもしたし、新しいパソコンも買ったので、
 結構な出費だった。

 よく考えてみるとそのほかにも毎月車のガソリン代や、ネット関連の支出もあるのだが、それらは自動引き去りされるものだから、
 「自分で使った」という意識がないのである。
 
 然し定額の年金の中で賄えているので、年金生活は悪くはないのである。
そんな「年金」だけの「年金生活」は2001年68歳から始まったのである。

 
 
 
 
コメント
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